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» 2014年11月18日 17時53分 UPDATE

BEAMS、RFIDを使った商品情報サービスを実験へ

鳥の巣箱に見立てたハンガーポールに商品をぶら下げると、巣箱の中に置いたタブレットに商品情報が表示されるユニークな仕掛けだ。

[ITmedia]

 アパレル大手のビームス(BEAMS)と富士通がタブレット端末やRFIDを活用した来店客向けの新たなサービスを実証実験する。11月18日から「ビーミング ライフストア(B:MING LIFE STORE) ららぽーとTOKYO-BAY店」(千葉県)で開始した。

 この実験では店内に、木に見立てたハンガーポールにタブレット端末をはめ込んだ鳥の巣箱を取り付け、服の止まり木をイメージした什器を設置する。什器にRFIDリーダを搭載し、来店客が手にした服(対象はキッズ商品)をハンガーポールにかけると、リーダが服に付けられたRFIDタグを読み取って商品のカラーやサイズ、特徴、在庫情報、コーディネート例がタブレット画面上に表示する仕組みだ。

bmsrfd-1.jpg 店内に設置された実験システム(富士通より)

 これによって、来店客が店舗スタッフを探して呼び止めることなく、ハンガーポールに服をかけるという自然な動作だけで知りたい情報を入手できる。特に店舗が混雑している時は、すばやく情報を得られる手段として期待されるという。実験のシステムではCSV形式のファイルだけで商品情報やマスタの一括登録、修正をできるようにするなど、店舗スタッフにが手間無く運用できるように工夫した。

 BEAMSは2012年にRFIDを導入し、店舗での決済や棚卸し、物流センターでの在庫管理などに利用しているという。今回の取り組みは、新たに顧客サービスやマーケティングでのRFIDの利活用効果を調べるのが目的となるようだ。

bmsrfd-2.jpg 実験が行われているビーミング ライフストア ららぽーとTOKYO-BAY店(ビームスより)

 実験ではどの商品がどのくらい情報を閲覧されたかといったログ情報を収集し、効果など測定する。富士通は、BEAMSと「ビーミング ライフストア」における応用やこのシステムのさらなる活用方法の検討、商品開発や店舗レイアウトなどマーケティング施策での知見の活用につなげていくとしている。実験期間は12月19日まで。

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