NTTPCのM2Mクラウド基盤「Field Cloud」へ、クラウドCRM「Salesforce1」と連携する機能が実装される。M2Mデータと、営業・サービス・CRMデータを統合して管理できるようになる。
NTTPCコミュニケーションズは11月18日、同社のM2Mクラウド基盤「Field Cloud」へ、Salesforce1 Platformで構築された各種クラウド機能と連携できる機能の提供をはじめた。
Field Cloudは、M2M(Machine to Machine:人を介さず、機器間で通信して動作するシステム)分野での活用に向け、個別のクラウドサービスやアプリケーションを融合して統合管理できるM2M専用のクラウドプラットフォーム。独自開発のデバイスエージェントとモバイルデータ通信(SIMカード)を用い、センサー端末のクラウドへの接続を容易に、初期投資を抑えて実現できる点を強みとする。
新たに備えた、アプリケーション開発プラットフォーム群「Salesforce1 Platform」へのインテグレーション機能によって、Field Cloudで収集、蓄積したM2Mデータと、顧客管理システム(CRM)、営業対応情報(SFA)など、Salesforce1 Platformで構築された各種クラウド/データとも連携できるようになる。Salesforceのクラウド分析プラットフォーム「wave」などの新サービスにも順次対応を予定する。
導入における、効果的な想定シーンは、
など。
2014年11月19日から21日開催「組込み総合技術展Embedded Technology 2014」のNTTPCブース、12月4日開催「Salesforce World Tour Tokyo」で同機能の展示とデモンストレーションを行う。
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