FFRI、マルウェア自動解析製品を更新 検出能力を強化

不正プログラムを検出する新エンジンの搭載や解析結果を外部システムで利用するための連携機能の強化などを図っている。

» 2015年01月14日 17時31分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のFFRIは1月14日、マルウェアと疑われるファイルを自動解析するソフトウェア製品「FFR yarai analyzer」の最新版をリリースした。同製品は製造業での製品出荷前検査におけるマルウェア混入の確認や法執行機関でのマルウェア解析などに利用されている。

 最新版のFFR yarai analyzer Version1.4ではマルウェアの検出力強化として、新たに機械学習エンジンを搭載している。従来のエンジンもアップデートして検出力を強化した。また、感染端末の固有情報を利用するような高度な機能を持つマルウェアへの対応も強化しているという。

 外部システムとの連携では新たに検体解析や解析結果の確認、削除、解析状態の取得、レポートファイルの取得ができる各種のWeb API用モジュールを提供する。

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