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» 2015年03月16日 10時00分 UPDATE

法人向け2in1タブレットの本命登場:戸田 覚が東芝「dynabook R82」の使い勝手を徹底レビュー

ビジネスに最適なタブレットとは何か? 数々のタブレットを検証してきた戸田覚氏が、東芝「dynabook R82」を徹底レビュー。戸田氏が注目する「dynabook R82」の注目ポイント、そしてビジネスの現場での使い勝手は?

[PR/ITmedia]
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プロフィール

戸田 覚(とだ さとる) 1963年生まれ。ビジネス書作家として、著書は累計で140冊を超える。PCやタブレットへの造詣も深く、徹底したユーザー視点、辛口の評価で多くのファンを獲得している。著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい』(ダイヤモンド社)など



もはや軽いだけの「モバイル性」では物足りない

photo レビュー機種東芝「dynabook R82」

 一昔前まで、モバイルノートPCはコンパクトで軽いほど「モバイル性が高い」と言われていた。ところが、ここ数年で状況が一変している。仕事の道具として持ち歩くには、単に軽いだけのモバイル性では物足りなくなってきた。

 メールチェックなどはスマホで済むだけに、PCは小さくて軽いだけでなく、閲覧性や作業性が高くあってほしい。また、タブレットも使いたいと思う場面が増えている。タブレットの閲覧性とPCの作業性の両方が常に利用できるのなら理想の環境といえるだろう。

 そこを目指したOSがWindows 8で、「2in1」と呼ばれる、タブレットとPCどちらにも使える製品が増えてきた。各社がさまざまなタイプを発売しており、キーボードを360度回転することでタブレットとしても使える製品が目立っている。

 ところが、2in1モデルを買うならタブレット脱着式が正解だということをご存じだろうか? 理由は単純だ。キーボード回転式の2in1ノートが、仮に1.5キロだとしよう。こんなモデルを手に入れると、タブレットしか使わないときにも1.5キロの荷物を運ばなければならない。つまり、使わないキーボードを常に運ぶことになるし、手に持ってWebページなどを閲覧する際にも重い。

 脱着式の「dynabook R82」なら、タブレットのみしか使わないときには、最低約710グラム*1の荷物で済むし、手で持って作業する際にも軽い。なお、法人向けには、世界最軽量約699グラム*2のタブレット「RT82」も販売されているので、ユーザーの用途に合わせて選べる。

 今回、ちょうど海外出張の予定があってdynabook R82を持参したのだが、機内に持ち込む小さなバッグにはタブレット部分だけを入れて移動した。機内や空港ではタブレットとして使い、ホテルに着いたらキーボードと合体して仕事に利用できるわけだ。

photo 移動中はタブレット部分だけを持ち運び、スーツケースにキーボードドックを収納すると移動が楽だ

社外ではタブレットが使いやすい

 dynabook R82を持ち出して実感したのが、液晶ディスプレイが仕事に向いていることだ。解像度はフルHDで最近では一般的なスペックだ。精細さは超高解像度モデルにはかなわないが、十分な美しさだ。加えて、液晶ディスプレイとガラス面に隙間がない“ダイレクトボンディング”なので、乱反射が少なく、映像がくっきりとしている。

 また、仕事で使う上では、ノングレアなのがとても重要だ。ノングレアとは、液晶ディスプレイの表面のツヤを押さえた仕上げのこと。これにより照明などの映り込みが少なく、特に屋外、電車の中などでの見やすさが抜群だ*3

 dynabook R82は、約710グラム*1と軽く、8.8ミリの薄い本体にインテル®Core M-5Y71 vProプロセッサーやSSDなどPCを構成する部品のほぼすべてを内蔵している。さらに、この軽さで約10時間*4のバッテリー駆動を実現しているのは感心する。評価の厳しい「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver2.0)」による測定なので、実際の値にかなり近い。今回は5時間程度の移動中にひんぱんに利用したが、バッテリーは3割程度しか減らなかった。

photo 奥側のグレア液晶ディスプレイと比較すると、手前のdynabook R82は映り込みが少ないことが分かりやすい

今だからこそPCに求められるのが生産性

 いつでもポケットに入っているスマホでも、ある程度の情報は閲覧できる。メールを見たりニュースをチェックするなら、ほぼ満足できるだろう。こんな時代になったからこそ、PCには生産性の高さを求めたい。

 dynabook R82のキーボードは、ストロークを1.5ミリ確保しているのがポイントだ。多くのモバイルノートが、本体を薄く設計するために1.2ミリ程度のストロークで妥協しているなか、実用性を重視して1.5ミリを確保したのだ。一度このキーボードを打ち慣れてしまうと、ストロークが浅い製品が打ちづらく感じるはずだ。

 カタログを見ていてもあまり気づかない部分だが、仕事で使うPCとしては、生産性に直結するだけに絶対に見逃せない重要なスペックだ。

photo dynabook R82のキーボードは、1.5ミリストローク。携帯ノートの中では特筆すべき打ち心地のよさだ

タブレットにはペンが必須だ

 Windows 8を搭載したタブレットを数多くチェックしてきたが、最も気になるのが操作性だ。特に、デスクトップで作業するときには、タッチ操作だけでは複数ファイルの選択すら厳しい。そんなときに役立つのがペンで、マウスがなくても細かな作業を快適にこなせる。

 dynabook R82のペンは、デジタイザー方式*5なので、ペン先が細くボールペン感覚で書ける。打ち合わせの記録ノート作成、移動中の思いつきメモ、送られてきたPDFに注釈を入れる――こんな用途に大活躍する。タブレット部分だけを持ち歩いていても、ペンがあればこと足りるシーンが実に多いのだ。また、付属している普通サイズのペンの他に、タブレットに内蔵できる小さなペンも付いてくる。万一、普通サイズのペンを持参し忘れても使えるのはとてもうれしい配慮だ。

 dynabook R82は、書き味の良さでも3本の指に入る。液晶ディスプレイがダイレクトボンディングなので、ペン先と線が引かれる液晶面との距離が離れている感じがほとんどない。さらに、液晶ディスプレイに張ったノングレアシートのざらつきにまでこだわっている。紙に近い感触を実現しているのだ。実際に文字を書いてみると、ペン先の滑りが紙に近く、小さな文字も気持ちよく書けると感心するはずだ。

 標準付属の手書きアプリ「TruNote」を、この軽量ボディーで利用すると、まさにノートの感覚で活用できる。小さな文字もしっかり書けるし、背面カメラで撮影した写真を張り付けてコメントを書いていくことも朝飯前だ*6

photo ペン先と線に隙間が少なく、また、ノングレアのシートは滑りが絶妙だ

プレゼンにも安心な拡張性の高さ

 某大手飲料メーカーのセールス担当者は、会社の規定で移動が車から電車へと変わったためにサンプルの持ち運びに苦慮していた。ビールのサーバーなど、機械のサンプルが持ち運べなくなってしまったのだ。そこで、会社が用意したのがタブレットと動画だった。営業の現場では、機械の現物を見せられなくなったが、短時間で動作やビールのつぎ方などが明確に伝えることができる。飲食店が準備や閉店で慌ただしい時間帯でも、5分もあれば簡単なプレゼンができてしまうのだ。結果として、成約率は大幅に向上したという。

 もはや、プレゼン=プロジェクターという時代は終わった。少人数のプレゼンなら、タブレット単体で行うのがベストで、準備が早いし場所も選ばない。dynabook R82は、タブレット部分の液晶画面を外側に向けて取り付ける「スタンドスタイル」が利用できるので、スライドを見せやすい。タッチでめくっていけるのも、顧客との距離感が近くなる効果が絶大だ。

 ここでも、ノングレアの液晶ディスプレイが生きてくる。どんなシーンでも映り込みが少ない液晶ディスプレイが高いパフォーマンスを発揮するだろう。視野角が広いので、複数名が相手でも「見え方」に気を使う必要がない。

photo スタンドスタイルや手持ちでプレゼンを実施すれば、顧客と近い距離で説明できる

大画面テレビにも接続できる

 多くの企業やセミナー会場では、いまだにプロジェクターとの接続はVGA端子(アナログRGB端子)が標準だ。dynabook R82なら、VGA端子をしっかり搭載するので、変換アダプターなどが不要だ。また、大画面テレビとつなぐためのHDMI端子も搭載する。

 僕は講演や商談でのプレゼンを受け持つことが多いのだが、現場でのトラブルは数え切れないほど経験している。仮に年に1〜2回の問題発生だとしても、重要な商談を左右するだけに見逃せない。企業で数十台、数百台と導入する際には、トータルでどれほどのプレゼン機会が失われているのかと考えると恐ろしくなる。

 dynabook R82には、有線LAN端子も装備している。いまだに海外や地方のホテルでは、有線LANしか接続できないケースもある。また、シンクライアント端末+有線LANという鉄壁なセキュリティ対策にも対応している*7

photo HDMI端子に加えVGA端子も搭載するため、変換ケーブルを持ち歩かなくてもほとんどのプロジェクターが利用できる

まとめ

 モバイルノートPCとタブレットを兼用できるPCは数多いが、両方の機能をメリットを十二分に発揮できる製品はさほど多くない。つまり、「タブレットとしては優れているが、入力性と拡張性がイマイチ」とか「モバイルノートPCとしては万全だが、タブレットとして使いたいときにキーボードが邪魔」といったモデルが目立つのだ。

 dynabook R82は、タブレット、携帯ノートのどちらから見ても文句なしの使い勝手を両立している数少ないモデルだ。特に、PC導入の目的が仕事の成果をあげるためなら、必ずチェックしておくべき1台だ。


(「ビジネス+IT」より転載)

インテル、Intelロゴ、Intel、Intel Inside、Intel Insideロゴ、Centrino、Centrinoロゴ、vPro、Pentium、Celeron、Core InsideおよびIntel Core、Intel SpeedStep、Atom、Atomロゴ、Ultrabook、Ultrabookロゴはアメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。

*1:カスタムメイドサービスで「電磁誘導方式デジタイザー」の「なし」を選択した場合。
*2. 12.5型 Windowsタブレットとして。2015年3月13日現在、当社調べ。Clear SuperView液晶モデルのみ。
*3:RT82はノングレアとClear SuperView液晶を選択できます。
*4:JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver2.0)による値。実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。
*5:カスタムメイドサービスで「電磁誘導方式デジタイザー」を選択した場合、専用デジタイザーペンが付属されます。
*6:画面にフィルムなどを貼った場合、従来の書き心地とは異なります。
*7:VDI対応シンクライアントソリューション(TZCS)をご利用いただくには、別途ご契約が必要です(有料)。弊社営業担当までお問い合わせください。ネットワークを介して、サーバーと接続している必要があります。


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提供:株式会社東芝
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2015年4月15日

CPU: インテル®Core M-5Y71 vProプロセッサー
OS: Windows 8.1 Pro Update
メモリ:4GB
SSD:128GB
ディスプレイ:タッチパネル付き 12.5型 フルHD
質量:約1.41キログラム
バッテリー駆動時間:約10時間

質量:約699グラム