時差の関係で1日遅れになるが、海外エイプリルフールネタを厳選してご紹介する。Microsoftのモバイル版MS-DOSは実際にLumiaシリーズにインストールして使える。
日本と10時間以上の時差がある米国では今がエイプリルフール本番。昨日ご紹介した米GoogleのGoogleマップのパックマンや鏡状態のcom.googleに続けて、海外のエイプリルフールネタを厳選してご紹介する。
米Microsoftの入魂のネタは、実際にWindows Phone StoreからダウンロードしてLumiaなどの端末にインストールできる「MS-DOS Mobile」。表示されるコマンドプロンプトから、dirやdateなどのなつかしいコマンドを入力して操作できる。
韓国Samsung Electronicsは、「GALAXY Note Edge」や「GALAXY S6 Edge」の画面の側面をカーブさせるコンセプトの延長で、左側面を調理用ナイフとして使えるようにシャープにしたスマートフォン「GALAXY Blade Edge」を発表した。
キッチンで使うので当然防水仕様で、ナイフの柄の部分を折りたたんで収納すれば普通のスマートフォンとしても使える。機能は「GALAXY S6」と同等。凶器として使われないよう、人間の血を検知するセンサーがついており、検知すると警察に通報する機能も搭載する。
最近フィットネスバンドやHMDなどのウェアラブル端末を発表している台湾HTCは、フィットネスガジェット「RE Sok」と「HTC One(M8)」を腕に装着するためのグローブ「HTC GLUUV」を発表した。
RE Sokは、トラッキング機能付き靴下。とはいえ、走行距離や心拍数のデータを記録するのではなく、SMSのプッシュ通知(足なのでとても見づらい)機能や、靴下の片方が見つからない時に見つける機能などを搭載する。
HTC GLUUVは、スマートフォンと連係させたスマートウォッチを腕に巻くくらいなら、いっそスマートフォンを直接腕に装着しようという提案。手の甲に付いているガジェットは8720メガピクセルのカメラとのこと。
セルフィー(自分撮り)棒のネタも多いが、その中から中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityの「moto SelfieStick」の動画をご紹介。気難しそうな職人風の男性が何かを手作りする動画に「自分撮り棒はただの周辺機器ではない。あなた自身を表現するものだ」というナレーションが流れ、最後に完成したセルフィー棒で職人さんが満足そうに撮影する。
Motorolaが米国で販売しているスマートフォン「Moto X」の黒檀バックカバーモデルに似合いそうな自分撮り棒だ。
ちなみに、日本の4月1日に米Amazon.comが発表した「Amazon Dash Button」はネタではなく、プライム会員向けのIoTサービス。日用雑貨のストックの近くにボタンガジェットを設置し、在庫が少なくなったときにプッシュするだけでAmazonに発注できるというものだ。
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