予約サイトを短期間に開設〜ジャンボフェリーがシステム再構築に選んだWebアプリケーション開発技術ホワイトペーパー

神戸〜小豆島を結ぶ定期便を運航するジャンボフェリーは、顧客サービス向上と繁忙期の業務効率化に向け、Web予約システムを再構築した。電話予約を手入力するシステムから、総合旅行予約サイトを目指すシステムに生まれ変わった経緯を振り返る。

» 2015年04月09日 15時00分 公開
[PR/ITmedia  ,TechTargetジャパン運営事務局]

 神戸港と小豆島および高松港を結ぶ定期フェリーを運航するジャンボフェリーは、これまで電話予約が中心だったフェリーの予約システムを大幅にリニューアルした。

 同社の予約受付は、電話で受けた内容を専用端末からデータベースに手入力するもので、Web予約も内容が電子メールで届くだけで、電話受付と仕組みは同じだった。繁忙期には社員総出で電話を受けるなど、社内の様々な業務に支障をきたしており、予約システムの再構築に踏み切った。ユーザーはもちろん、バックエンド業務にとっても利便性が高く、万全なセキュリティと将来の拡張も考慮に入れた同社の選んだシステムは、IBM Notes/Dominoが提供するXPage技術だった。簡単な操作でセッション管理が可能、予約状況の表示部分のみをリアルタイム更新するなどユーザビリティが大幅に向上したという。

 本項では、XPage技術を採用したWeb予約システムの再構築で、顧客サービス向上と管理業務の効率化を実現した同社のプロジェクトを、関係者のインタビューから検証する。また、新航路の予約システムだけでなく、ホテル予約や決済に対応する総合的な旅行予約システムを目指すという同社の取り組みを紹介する。

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