イーセクターが、クライアントインストールベースの操作ログ監視ソフトを投入。これまで取得しにくかったHTTPS通信のサイトやSNSサイトなどの操作記録も残せるよう工夫。企業のマイナンバー対策、内部不正対策の一環になる。
イーセクターは4月10日、業務PCの操作画面/キーボード操作を監視する法人向けクライアントセキュリティ対策ソフト「eRECOMOTION」の販売を開始した。
eRECOMOTIONは、Windows Serverで稼働する社内サーバやWindows搭載PC上のユーザ操作画面とキーボード入力をログとして残す機能を持つ。これまでログの記録が難しかったGmailやYahoo!メールなどHTTPS暗号化されたサイトの操作記録も残せる。WebアクセスログでSNSの操作もモニタリングする。キー入力やマウス操作をトリガーにログ記録をはじめる工夫で過度にストレージを消費せず、管理者もシンプルなGUIで容易にクライアントの監視状況を確認できる。
想定導入シーンは、企業の重要情報や個人情報を扱う専用端末や担当者の端末など。特に2016年1月にはじまるマイナンバー対応に向け、特定個人情報取り扱い規程の徹底する対策や内部不正対策の一環となる。
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