Windows 10のビルド10061をレビュー、発売時の機能がみえてきたEnterprise IT Kaleidoscope(4/4 ページ)

» 2015年04月28日 07時00分 公開
[山本雅史ITmedia]
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2016年に進化するWindows 10

 Windows 10のリリース時の機能は、2015年1月のプレス向けイベントで紹介された。しかしWindows 10は、2016年中に大幅なアップデートが予定されている(開発コード名「RedStone」)。RedStoneに搭載される機能の詳細は不明だが、先のプレスイベントで公開されたARシステム「Windows HoloLens」などのフレームワークは、最初のWindows 10には入ってこないようだ。RedStoneで搭載されるかもしれない。

 Microsoftは、当初計画から正式リリース(7月末?)までに間に合わない機能や、新しく開発される機能を提供するために、年1回もしくは年2回の大幅なアップデートを実施していくだろう。アップデートは、「Windows 11」や「Windows 12」といった名称になるのではなく、「Windows 10 アップデートxx」もしくは「Windows 10アップデート2016」といった名称になるかもしれない。

 このようにWindows 10は、名称の観点からも「Windows」の1つのバージョンではなく「Windows 10」という1つのOS名称になるだろう。プロセッサなどハードウェアに大きな技術進化がない限り、数十年にわたって「Windows 10」というOSブランドが使われるかもしれない。

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