IDCの第1四半期の中国におけるスマートフォン市場調査によると、総出荷台数が過去6年間で初めて前年同期より減少し、前期トップだったミッドレンジ端末のXiaomiからハイエンドのiPhoneを販売するAppleが首位を奪った。
米Appleが、中国における第1四半期(1〜3月)のメーカー別スマートフォン市場シェアで、前期に初めて首位に立った中国Xiaomiからその座を奪った。米調査会社IDCが5月10日(現地時間)に発表した調査報告で明らかになった。
中国における総出荷台数は、前年同期比4%減の9880万台だった。総出荷台数が減少するのは、過去6年間で初めてのことだ。IDCは、中国のスマートフォン市場は成熟してきていると指摘する。
Appleは大画面のiPhone 6/6 Plusが好調だった。Xiaomiは中国Huaweiなどミッドレンジ端末メーカー同士の競合で失速した。
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