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» 2015年09月01日 10時00分 UPDATE

これぞ最古参の強み:システム開発も機器レンタル・リースも“かゆいところに手が届く”存在に 横河レンタ・リースの誇り

日本ヒューレット・パッカードにおける、最古の代理店としてHPを支えるレンタル・リース企業「横河レンタ・リース」。自らを“HPクローン”と称する同社のシステム事業には、ユーザーを第一とする強いこだわりがあった。

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 ビジネスパートナーとして丸20年。日本ヒューレット・パッカードを支え続けるレンタル・リース企業がある。

 その企業は「横河レンタ・リース」。一般的なレンタル・リース事業に加えて、システム事業者としての顔もあわせ持つ。日本ヒューレット・パッカードと同じDNAを受け継ぎ、最古の代理店として、現在もHP製品によるシステムソリューション分野を手掛けている。同社がHPのプラチナパートナーとして抜群の強みを持つ理由はどこにあるのか。担当者に話を聞いた。

パートナー歴20年、日本ヒューレット・パッカードとの密接な関係

photo 横河レンタ・リース取締役 専務執行役員 システム事業本部長 屋代喜久氏

 横河レンタ・リースは1987年、大手計測・制御機器メーカーの横河電機と富士銀行系列(現みずほフィナンシャルグループ)の芙蓉総合リースの折半出資によって設立された。社名の通り、横河電機および横河電機と米Hewlett−Packardの合弁会社である横河・ヒューレット・パッカード(当時、以下YHP)の計測器をレンタルする企業として発足した。

 「1980年代は日本のハイテク産業が急成長を遂げ、計測器の需要が高まった時期でした。しかし計測器は非常に高価であり、購入し続けるほどの余力を持った企業はそう多くありません。そこで計測器をレンタル、リースするニーズが生まれました。当社のビジネスはそこから始まったのです」(横河レンタ・リース取締役 専務執行役員 システム事業本部長 屋代喜久氏)

 計測器の市場は限られていたものの、計測器を制御するにはIT機器が欠かせない。IT機器も同様に高価だったため、こちらもレンタル・リースの需要がある。しかも当時は企業のIT化が急速に進展している真っ只中。こうした時代の波を受け、YHPはビジネスの主軸を計測器からIT機器へと移していった。その動きに呼応するかのように、横河レンタ・リースも徐々にIT機器の比重が高まっていったという。

 IT機器のビジネスが中心になると、単なるレンタルやリースだけでなく、システムの導入や構築を含む用件が寄せられるようになる。特に当時はメインフレームからオープンシステムへのダウンサイジングがトレンドだったこともあり、システムインテグレーションへのニーズは急増していた。

photo 横河レンタ・リース 執行役員 システム事業本部 エンジニアリング事業部長 本間英俊氏

 「そこで当社では、HP-UXを中心としたオープンシステムを提案するシステム事業を本格的に開始しました。YHPと横河レンタ・リースは横河電機という同じ親会社の“DNA”でつながっていますし、もともと人事交流もあったので、エンジニアをYHPへ派遣し、プロジェクトの現場でコミュニケーションをして関係を深めながら知見やノウハウを吸収、それを当社のお客さまに展開するというモデルを作っていきました」(同社執行役員 システム事業本部 エンジニアリング事業部長 本間英俊氏)

 1993年4月にはYHPとの間で「オーソライズド・リセラ契約」を締結。さらに、社名を日本ヒューレット・パッカードへ変更した直後の1995年9月には「マスタ・リセラ契約」を結び、レンタル・リース企業を越えてインフラベンダーとしての道を歩み始めた。

 「コンピュータ事業に本腰を入れ始めた日本ヒューレット・パッカードが代理店を募った際、『横河グループから1社』ということで手を挙げたのが横河レンタ・リースだったのです。以来、当社はHPのビジネスパートナーであり続け、最古の代理店の1社として今も深いつながりを持っています」(同社システム事業本部 エンジニアリング事業部 事業推進部長 松尾太輔氏)

製品を補うソリューションを“自前”で開発

 創業以来HPと緊密な関係にある横河レンタ・リースだが、もちろんそれだけが優位性だとは考えていない。

 「当社がHPのプラチナパートナーであり続けることは重要ですが、目線がメーカーだけに向いていては、お客さまとの関係構築は難しくなります。そのため、当社では『ユーザーの目線』を大切にしています。メーカーを理解しつつ、ユーザーの立場を守ることが差別化につながると考えています」(屋代氏)

 この“ユーザー目線”を磨くために、同社は実践的な行動に出る。基幹システムの更改時期を迎えた2009年、基幹システムをオープンシステムによる仮想化基盤へ移行することに決め、ユーザー企業の立場でHPを含む複数メーカーの製品を比較検討したのだ。

 「当社はHPの販社ですが、基幹システムの選定は品質、ライフサイクル、保守、コストなどさまざまな観点で複数メーカーの製品をフェアに比較しました。結果的にHP CloudSystem Matrixによるプライベートクラウドを導入しましたが、採用の決め手はHP製品の品質、コスト、将来性に一日の長があったことです。この自社導入事例を活用してお客さまに提案しようと、リファレンス作りも行いました」(屋代氏)

photo 横河レンタ・リース システム事業本部 エンジニアリング事業部 事業推進部長 松尾太輔氏

 ただ、この自社導入にあたってHPの製品だけでは足りない部分もあった。システムの統合化と運用管理だ。そこで横河レンタ・リースは、足りない機能を埋めるソリューションを自社で開発する。

 そして、HP専用のインフラ運用管理ソフトウェア「FlexOperations」が完成した。これはOpenStackベースの「HP CloudSystem」をプラットフォームとして運用管理を最適化するもので、効率的なバックアップ、リカバリを実現する「FlexRecovery」、安全な機器起動・停止処理を行う「SafetyPowerControl」、運用時のインベントリ収集を自動化する「QuicklogCollector」などのソフトウェア群で構成されている。

 「FlexOperationsは、HPの運用管理ソフトウェアにある“すき間”を埋めるソフトウェアであり、はじめは自社向けに開発しました。HP CloudSystem MatrixとFlexOperationsにより、当社では年間保守費用を43%、年間運用工数を67%削減するという効果が得られました。現在は横河電機をはじめ、40社以上の企業に採用されています」(松尾氏)

※「FlexOperations」および「FlexRecovery」は、横河レンタ・リースの登録商標です

“ユーザー目線”から生まれる新サービス

 横河レンタ・リースにはユニークな自社開発ソリューションがもう1つある。デバイス管理ソリューション「Flex Work Place」だ。米HPが社内14万台のPCを運用管理するために開発した「PC-COE」をベースとしており、デバイス管理のほか、クライアント環境にデータを残さない「データレスPC」を実現する。同社は「PC-COE」の事業を2003年に買収、その技術にワークスタイル改革やセキュリティ対策などのニーズを満たす機能を付加してリリースしたのだ。

 「今、ワークスタイル改革やセキュリティ対策、事業継続性などの観点からデスクトップ仮想化(VDI)が注目されています。しかし、VDIには初期投資コストが非常に高額という課題があり、導入を断念する企業も少なくありません。それに対し、Flex Work PlaceはVDI相当の機能を安価に導入することが可能です。今では日本HPが当社のFlex Work Placeを販売するという事例が出るほど、好評を博しています」(本間氏)

 ソリューションだけではなく、サービスにも大きな特徴がある。その一例がFlexOperationsと同時期にリリースしたシステムサポート・運用支援サービス「Support Intensive Service(SIS)」だ。これは横河レンタ・リースが提供、構築したシステムにおいてカスタマイズ部分を含めた全製品のサポートを一元化するサービスで、製品同様にユーザー目線から生まれたものだという。

 「お客さまのシステムは、さまざまなメーカーの製品が入っていることがほとんどです。通常は製品によって保守契約がバラバラになるため、お客さま自身が障害の切り分けを行うのは非常に大変な作業です。実際、システムの定期メンテナンスは目が届きにくく後回しになりがちですが、安定稼働のためには不可欠な作業。ユーザーの立場に立って保守運用を捉えなおしたとき、この作業をわれわれが引き受けられるのではないか、という考えに至りSISを作りました」(松尾氏)

 SISの窓口となる横河レンタ・リースのカスタマーサポートセンターでは、サポート対応後に毎回顧客満足度調査を実施している。調査データを毎月集計しており、4段階評価で3ポイント以上を取ることをKPIとしていることからも、顧客満足度を第一に考えていることがうかがえる。

photo 横河レンタ・リースのオフィス内にあるサーバルーム。ここで各製品の検証などを行っている

“かゆいところに手が届く”存在でありたい

 ユーザー目線で生まれたオリジナルの付加価値を自社開発で――。HPとの密接な関係を保ちながら独自の製品やサービスを展開する横河レンタ・リースだが、今後も引き続きユーザー目線の取り組みを貫いていく考えだ。

 「多くのお客さまはTCOを下げながら、同時にシステムの可用性を向上させることを目指しており、私たちにはそうしたニーズを満たす新しいテクノロジーへの追随が求められています。HPではないが、HPのことをよく知っている、いわば“HPクローン”としてHPよりもさらに深い技術を追求していくわけです。HPにはグローバルスタンダードのテクノロジーに注力してもらい、私たちは国内のお客さまの“かゆいところに手が届く”存在であり続けたいと考えています」(屋代氏)

 そして、横河レンタ・リースの真の強みは本業のレンタル・リース業にある。近年、クラウドの普及とともに業務費用を可視化しやすいレンタルやリースの需要は高まっているとのことだが、SIに必要なIT機器をそのままレンタルやリースで提供できるのは同社ならでは。他のインフラベンダーには決してマネのできない芸当なのだ。

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提供:横河レンタ・リース株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2015年9月30日

横河レンタ・リース

FlexOperations

Flex Work Place

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