EMCジャパン、ID管理に不正変更検出の新機能

未承認のアクセス権限の変更などを検知して情報漏えいの危険性を低減させる。

» 2015年09月28日 12時07分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンは9月28日、ID/アクセス管理製品「RSA Via Lifecycle & Governance」を発表した。未承認のアクセス権限の変更などを検知する新機能を搭載している。

 同製品は2月に発売した「RSA Identity Management & Governance」を改称したもの。今回の新機能の追加で改称した。新機能では全てのアカウントの権限情報や権限変更を定期的に収集し、特定のリソースへの侵入目的が疑われる不審な権限昇格や、変更前回が通常よりも極端に多いといった場合などの不審な傾向を検知して管理者に通知する。

 またログ分析ツールの「RSA Security Analytics」とも連携し、RSA Identity Management & Governanceでのログを分析して、不審なアクセス権限の変更などの詳しい調査もできるとしている。

 製品価格は、年間使用モデル「タームライセンス」にて1000ユーザー環境で導入する場合が1200万円。「Lifecycle」を個別導入する場合では850万円、「Governance」では420万円となる。

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