「Windows 10」最新プレビュー「ビルド10565」でSkype統合やCortanaの手書き文字対応

MicrosoftがWindows Insider PreviewのFastリングユーザー向けにWindows 10のプレビュー「ビルド10565」をリリースした。SkypeアプリをユニバーサルアプリとしてWindows 10に統合した他、Cortanaの手書き文字認識、Edgeのタブプレビュー機能など、多数の新機能を試用できる。

» 2015年10月13日 10時01分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは10月12日(現地時間)、Windows 10 Insiderプレビューの最新アップデート(ビルド10565)のFastリングでのリリースを発表した。

 多数の新機能が追加された中から、主なものを紹介する。

SkypeアプリのWindows 10への統合

 Skypeの機能がWindows 10のユニバーサルアプリとしてWindows 10に統合される。これにより、アクションセンターに届いたプッシュ通知から、Skypeアプリを起動せずに直接メッセージングや通話で返信できる「Quick Reply」機能が使えるようになる(Skypeアプリも存続する)。

「Edge」ブラウザに「Tab Preview」

 メインブラウザの「Edge」で複数のタブを開いている場合、背後にあるページのタブにカーソルを合わせると小さなサムネイルでプレビュー表示する機能が追加された。

 preview 1 EdgeのTab Preview機能

Cortanaの手書き文字認識

 Windows 10で手書きで入力した文字をCortanaが認識し、例えば日付や場所だとカレンダーに予定を追加する。対応言語の説明はないが、恐らく日本語にはまだ非対応(Cortanaはプレビューでは日本語にも対応している)。

 preview 2 Cortanaの手書き入力認識

その他

 「スタート」メニューのコンテキストメニューの改善、スタートメニューへの特定の連絡先のピン機能、Windows Storeアプリの自動アップデート機能などが追加された。その他の新機能については公式ブログを参照されたい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ