Windows 10ではPC市場の苦境を救えないホワイトペーパー

新しいOSの登場はPCメーカーにとって売り上げを伸ばす絶好のチャンスだ。ユーザーにとっても新しいOSへ“安価”で切り替える好機。Windows 8が不調だっただけにWindows 10には大きな期待がかかった……のだが。

» 2015年12月02日 08時00分 公開
[TechTargetジャパン運営事務局]

 Windows 10が2015年7月29日に正式配布を開始し、その後、Windows 10を搭載したPCが国内PCメーカーから多数登場している。タッチ操作を重視した新しいユーザーインタフェース(UI)を採用してユーザーから厳しい評価を受けたWindows 8と異なり、Windows 10はプレビュー段階から評価も高く、Windows 8搭載PCを買い控えたユーザーもWindows 10搭載モデルなら購入してくれるだろうとPCメーカーの期待も高まっていた。

 一方で、調査会社の米IDCが発表する2015年のPC市場は、第2四半期(4〜6月)の出荷台数で2014年同期と比べて11.8%の減少と大きく落ち込んでいる。この期間はWindows 10が登場する前の四半期だが、Windows 10が登場した第3四半期(7〜9月)の出荷台数も2014年同時期と比べて10.8%と2桁の減少を続けている。

 Windows 10搭載モデルのラインアップが本格的にそろうのは第4四半期以降というPCメーカーが多いが、Windows 10登場と前後して新しいOSの登場はもはやPC売り上げに影響しないと考える関係者が多い。なぜ、Windows 10はPCを購入する大きな理由となりえないのか。その“複雑”な事情を紹介する。


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