360度のVR(仮想現実)コンテンツ再生ツールを手掛けるLittlstarが、Apple TVで360度コンテンツを楽しむためのアプリをApple TVのアプリストアで無償で公開した。日本でもダウンロードできる。
米新興企業のLittlstarは12月22日(現地時間)、360度コンテンツを楽しめる無料アプリ「Littlstar//360 and VR Cinema」を米Appleの第4世代Apple TV向けアプリストアでリリースしたと発表した。日本からもダウンロードできる。
Littlestarは米Walt Disneyが支援するエンターテインメント系IT新興企業育成プロジェクト「Disney Accelerator」に参加する2014年創業の非公開企業。360度のVR(仮想現実)コンテンツ制作ツールやプレーヤーアプリを手掛けている。既にiOSおよびAndroidアプリを提供しており、Samsung ElectronicsのGear VR、Oculus Rift、ソニーのMorpheus、HTC Vive、Merge VRなどもサポートする。また、同社のWebサイト上のコンテンツは、Webブラウザで再生することも可能だ。
Apple TV(を接続したテレビ)の大画面で360度動画を楽しめるアプリはこれが初めてだとLittlstarは説明する。このアプリでは、Showtime、Disney、Discovery、PBS、National Geographic、Red Bullなどの360度コンテンツを視聴できる。Apple TVのSiri機能にも対応する。また、新しいリモコンのタッチパネルで視野を移動できる。
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