デジタルを駆使し、“攻めのIT”で変革と成長を達成しよう2016年のトップメッセージ(2/5 ページ)

» 2016年01月05日 07時00分 公開
[ITmedia]

ソフトバンクグループ 孫正義代表

 2015年7月にソフトバンクグループへ商号を変更し、グローバル規模で事業資産を持つ日本企業から、長期的視野で持続的に成長できるようなグローバル企業として歩み出すための決意でもあった。ソフトバンクグループの強みは、世界各地で「情報革命で人々を幸せに」という経営理念を共有する素晴らしい経営者チームが各事業を率いていること。情報革命は進化し続け、これまで人類が解決できなかったような多くの課題に対して知恵と力を与え、社会全体に貢献できるものと信じている。私たちは、革新しながら成長を続けていくことで情報革命を牽引していく企業グループであり続けたいと強く思う。

インターネットイニシアティブ 勝栄二郎社長

 昨年度上半期は、売上・営業利益とも増収増益となり、好調な滑り出しとなった。この勢いを継続し、クラウド、MVNO、国際事業を中心に今後も事業拡大に向けてまい進していく。新規事業への参入にも積極的に取り組んできた。2016年もセキュリティ分野へのAI技術活用など、最新の技術分野へのチャレンジを続け、新たな事業、サービスを創出し、ネットワーク社会の発展に貢献していきたい。

伊藤忠テクノソリューションズ 菊地哲社長

 ITで人やモノをリアルタイムにつなぎ、従来とは異なる仕組みで収益を上げていくdisruption(破壊)の動きがあらゆる産業で活発になっている。ITが汎用化することでSI企業の存在意義が問われるdisruptionも進行している。2016年は、ITによる価値の創出を念頭に、クラウドやセキュリティを含めたサービス型ビジネスへのシフトを加速させる。従来の朝型勤務の奨励施策や人事制度の改定に続き、働き方変革を継続推進し、サービス品質とお客様満足の向上につなげることで、夢のある豊かな社会の実現に貢献したい。

アビームコンサルティング 岩澤俊典社長

 最新のデジタル技術を活用したビジネスの生産性向上は企業にとって待ったなしの課題だが、ITを有効活用できている企業は少ない。欧米先進企業はもとより新興国の成長企業とも国境を越えた競争に打ち勝っていくためには、最先端のデジタル技術を活用し、意思決定をさらに迅速に行い、より精度の高い戦略的な施策を実行していくことが必要だ。アビームが推進していくのは、スピード経営実現のためのビジネスイノベーションプラットフォームの強化とデジタル技術による企業変革実現支援への取り組み。戦略、業務、人材、ITの側面から総合的に支援する「リアルパートナー」として変革の実現を支援していく。

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