デジタルを駆使し、“攻めのIT”で変革と成長を達成しよう2016年のトップメッセージ(5/5 ページ)

» 2016年01月05日 07時00分 公開
[ITmedia]
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トレンドマイクロ 大三川彰彦副社長

 2016年は「改めて基本からセキュリティ対策を見直すべき年」。情報セキュリティとして考えるべき範囲や重要度が急激に拡大し、従来の考え方や手法だけでは情報を守ることができない時代に入っていくと思われる。こういう時こそ、一度立ち止まって改めて基本に立ち返り、企業や個人の情報セキュリティとは何か、どこから何をどうすべきかを見直し、次なる時代の足固めをする必要があるのではないか。セキュリティの専門家「スレットディフェンス エキスパート」として、最先端のセキュリティ技術を開発し、お客様の環境を守る最適なソリューションを継続して提供していく。

カスペルスキー 川合林太郎社長

 既にインターネットを取り巻く環境は、被害に「遭うか遭わないか」ではなく、「いつ遭うのか」である以上、貴重な情報から積極的に学ぶ姿勢と立場を同じくした時に、経験と反省を広くシェアする姿勢が求められる。重要インフラのセキュリティの見直しやセキュリティ従事者の不足、未成熟なサイバーモラル、リアル犯罪とサイバー犯罪の融合など、喫緊の課題も山積み。法執行機関との連携による攻撃活動の抑制、インシデントレスポンスサービスの提供、技術者育成による対策強化、CSR活動を通じたインターネットリテラシーの向上に努め、官民学一体の免疫力の高い社会づくりに貢献していく。

F5ネットワークスジャパン 古舘正清社長

 2015年は企業のクラウド利用の拡大、ワークスタイルの変化など、ITを活用したビジネスの高度化が進展した一方、DDoS攻撃などサイバー攻撃も巧妙化し、セキュリティ対策が企業経営の大きな課題として注目された1年だった。2016年もF5は、アプリケーションをどこからでも安全で快適に使用する「アプリケーション・セキュリティ」のコンセプトのもと、複雑化するサイバーセキュリティに対してお客様の抱える課題にこたえる「セキュリティカンパニー」へと変貌を続けていく。

ウェブルート 伊藤誉三社長

 2016年、日本は急速に進化するテクノロジーや革新的な製品・サービスを取込みつつ、活気と輝きを一段と増していくだろう。もはや単一企業のリソースだけで常時万全のインテリジェンスを提供することは不可能。ウェブルートはパートナーとの緊密な連携のもと、脅威を検知・分析・予測し、ユーザーに必要充分な防衛を実現する「脅威インテリジェンス」を提供している。日本では早い段階に開発拠点を開設する。急増する日本のお客様、パートナー様に対し、これまで以上にそのニーズや環境に最適化されたソリューション開発支援体制が整う。

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