2016年度のセキュリティ予算の変化に尋ねたところ、約8割の読者が「横ばい」と回答しました。「横ばい」とする企業が多い状況は、ITベンダーやリサーチ会社などによる他の調査でも同様ですが、今回のアンケートでは「増額」(合計17.4%)とした回答が「減額」(同2.4%)を大きく上回りました。
導入済みのセキュリティ対策と今後重視する対策をみると、「マルウェア対策」や「ファイアウォール」「各種フィルタリング」「暗号化」が多くの企業で導入されていること分かりました。
また、今後重視する対策では「次世代ファイアウォール」「サンドボックス解析」への意向が強く現れました。昨今では標的型サイバー攻撃による被害が続発していることから、高度な脅威への対策を重視している傾向が読み取れます。
ITmedia エンタープライズ編集部では、今後もさまざまなテーマで読者アンケートを実施しますので、ぜひ読者の皆さまの声をお寄せください。
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