セブン銀行は提携先向けにスマートフォン活用のATM取引導入を決定した。2017年春からじぶん銀行がサービスを開始する予定だ。
セブン銀行とネットバンクングを展開するじぶん銀行は6月20日、じぶん銀行に口座を持つ顧客がキャッシュカードを使わずにスマートフォンでセブン銀行のATMから入出金取引できるサービスを導入すると発表した。
新サービスは2017年春から開始する予定。全国2万2000台以上のセブン銀行のATMで利用できるようになる。
2行によると、スマートフォンを活用したATM取引は国内で自社の顧客向けの導入している事例はあるものの、さまざまなATM提携先の顧客が利用できるサービスの導入はセブン銀行が国内初という。
同サービスでは、ICカード利用時と同水準の高いセキュリティによる取引が可能だといい、iPhoneやAndroidの両端末に対応する。セブン銀行では、じぶん銀行以外の提携先や資金移動業者などへの同サービスの活用を推進しており、今後、導入企業が拡大していく見込みだ。
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