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600人がフリーアドレス！　壁画が魅力のオフィスに驚き！：内山信二が行く！オフィス訪問記（3/4 ページ）

» 2016年07月30日 07時15分公開

[ITmedia]

内山「もしもし？ピザL寸（エルスン）2枚お願いします！」

こちらの個人スペースは“イスの背もたれ”を反対側にして（お腹にくっつける形で）PC作業すると作業がしやすいとか。

編集者（それより壁のインパクトが……！）

　話をしたり電話をしたりすることを禁止しているスペースもある。

内山「あれ？このあたり、雰囲気重いですね！」

編集者（「重い」のではなくて、皆さん集中されてるの（怒）！）

　一般的なデスクにはディスプレイが設置してあるが、場所によってはディスプレイが2枚のデスクもある。

　業務に応じて一番生産性を高めることのできる場所を、自らがその都度選んで、仕事ができる。これこそが同社が選択した「アクティビティベース型ワークスペース」だ。「人間は選択肢が極端に制限されるとストレスを感じる。ある程度の選択肢から選べたほうがストレスフリーで効率が良く仕事ができる」と担当者は語る。

　オフィス内を見学して気付くのは「紙文書」の少なさ！　荷物が少ないので全体的にすっきりと広く清潔な印象を受ける。

　その秘密の1つは個人用ロッカーにある。自分の荷物やどうしても必要な紙文書はロッカーに格納。またオンデマンド印刷システムの活用などでデジタル化を推進し、オフィス内の紙文書を92％削減。3000万円以上のコスト削減に成功したという。

　ロッカーに貼られた個人写真は、全てプロカメラマンが撮影したもの。一人一人ポーズも違う。宅配物なども個別にこのロッカーに振り分けられる。

内山「この穴は開けづらいロッカーを、こじ開けるときに使うのかと思いました（天然）」

編集者（ロッカーの意味ないだろ……）

　会議室も考えられている。予約はしたものの使われていないなどの無駄をセンサー式会議室予約システムで管理。人感センサーと連動しており会議室が予約されているのに利用していない会議室があれば、自動的に予約が解除される。照明のオン・オフも連動しており電力節約にも貢献しているという。

　事前の社員アンケートで要望が多かった“小さいミーティングスペース”も用意した。ちょっとした打ち合わせが気軽に行えるスペースが、オフィス内に十数カ所あった。

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