「こんな会議室じゃ仕事にならない!」と情シスに直談判してみた

7月にオフィスを移転したアイティメディア。オフィスも広くなってデザインもモダンに。のびのびと働けるかと思った矢先、どうしても解決してほしい問題が……。そんな思いを持った編集部員が、情シスに相談(直談判)してみたのでした。

» 2016年09月16日 10時00分 公開
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 「うーん、困った。あの会議どうにかならないもんかなぁ……」

 僕はITmediaで働く編集記者のヤマグチ。仕事も2年目に入って慣れてきたけれど、1つ大きな悩みがある。つい最近、アイティメディアは引っ越しをして新しいオフィスになったのだが、その会議室に問題があったのだ。

 新オフィスの会議室は、壁掛け式のディスプレイを採用していて(前のオフィスはデスク上に小さなディスプレイがあった)、見た目はオシャレになったものの、画面が小さくて何とも見づらいし、発表者が変わるごとにケーブルを付け替える必要があって本当に面倒だ。ここは一つ、情シスのイシノさんに相談してみよう。

photo 新オフィスの会議室はキレイではあるが、それはそれとして別の問題が……。

「新オフィスの会議室、どうにかしてください!」

編集部・ヤマグチ: イシノさん……あの会議室のシステムってどうにかならないんですか? これじゃ仕事になりませんよ!

情報システム部門・イシノ: あれ、ヤマグチくんじゃない。いきなりどうしたの?

ヤマグチ: 新しくなったディスプレイは何だか見づらいし、HDMIケーブルも着脱が多すぎて、また端子部分が壊れちゃいました。他の編集部からもブーイングが出てるんですよ!

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イシノ: その問題か。一応、今回の引越しに合わせて、ワイヤレスでディスプレイに接続するシステムも採用しているんだけどね。

ヤマグチ: いやー、あれは立ち上げに時間がかかるし、接続も何だか面倒でそこまで使われていないって話ですよ?

イシノ: 悲しいけど、そんな予感はしていた……。

ヤマグチ: そうだイシノさん。この間、発表会で面白そうな会議システムを見つけたんですよ。インテルの「Unite」ってやつ。オフィス引っ越しを機に、経営から「ワークスタイル改革プロジェクト」を丸投げされてるらしいじゃないですか。それにも合いそうな機能があるんです。

イシノ: う、なぜプロジェクトのことを……。なるほど、ちょっと聞いてみようじゃないの。

ヤマグチ: そしたら、発表会で聞いたことを中心に説明しますよ。

働き方を変える? 会議用コラボレーションツール「インテル® Unite™ ソリューション」

 インテル® Unite™ ソリューション(以下、Unite)は会議用のコラボレーションツール。Unite対応のPCをディスプレイやプロジェクターに接続すれば、共通LAN内にある複数のPCやタブレットの画面を無線で共有できるシステムだ。

 Unite対応のPCの設定作業を終えてしまえば、各自のPCで無料のUniteアプリをダウンロードし、ディスプレイ(プロジェクター)に表示される6桁のPINコードを入力すれば、デスクトップの画面やアプリケーションの画面を投影できる。特別なソリューションを導入しなくても、対応するPCを導入すればすぐに使い始められるのが特徴だ。対応OSもWindows 7/8.1/10、Mac OS X、iOSと幅広い。Android対応も検討中という。


 最大で100人までの接続に対応しており、複数画面の同時投影も可能。画面分割で4画面まで同時に表示できる。Aさんがディスプレイの右側にプレゼン資料を投影し、同時にBさんが左側に関係するExcelファイルを投影――といったこともOK。会議の参加者同士で、最大2Gバイトまでのファイルを共有する機能も備えているので、投影したファイルをリアルタイムで全員に共有できるのもうれしい。

 会議の参加者は、投影されている画面を手元に表示できるほか、「書き込み」機能を使って手書きで“しるし”を付けることができる。付けたしるしは全員で共有できるため、修正箇所の指示などが容易になる。

photo Uniteを導入するとこんなカッコイイ会議になるんだろうか……(出典:インテル)

 「画面の一部に注目させたり、しるしを付けたりするなら、レーザーポインタや指示棒でもいいじゃないか」と思う方もいるかもしれない。では、会議相手が会議室内にいなければどうだろう。

 Uniteの場合、リモート接続にも対応しており、自宅や出先の喫茶店などさまざまな場所から画面共有機能を使い、会議に参加できる。その際には、この書き込み機能がスムーズなコミュニケーションを支援してくれるはずだ。時間や場所に縛られずに会議ができるようになるだけで、働き方の幅は大きく広がるだろう。

 また、会議そのものだけではなく会議室とも連携できるのがUniteのユニークなポイント。SDKを公開しており、プラグインなどを自作できる。電球や照明、空調といったデバイスやソリューションと連携し、会議室全体をコントロールすることもできるのだ。

情シス・イシノが見る「Unite」のポイント

ヤマグチ: ……とまぁ、ざっとこんな感じです。接続もSSL暗号化が施されていてセキュリティもOK。「ワークスタイル改革プロジェクト」に苦しんでいるイシノさんにピッタリじゃないですか?

イシノ: いやいや、苦しんでるって決めつけないでよ……。なるほどね。会議室ごとにPCを置くという発想か。

ヤマグチ: ウチの会社的にはどうなんですか?

photo 必死の説明だったが、果たしてイシノさんはどう判断したのか……?

イシノ: 悪くないんじゃないかな。やっぱり物理的な配線が面倒で、ない方がいいと考える社員は一定数いるから、無線で画面を投影するニーズはあるんだよ。会議用のコミュニケーションツールというのは、世の中にいろいろとあるんだけど、コストという面ではPCを導入するだけだから、そこまで高くはないという印象だね。アプリケーション自体は無料だし。

 聞いた限りだと、全てのPCを同一LAN上につなげるというのがキーになりそうだね。ウチの場合は社内LANにつなげたいからなぁ。そうしないと、社内のファイルサーバに接続できなくなってしまって、ファイルサーバ内にあるデータを投影できなくなってしまう。それだと不便だしね。

ヤマグチ: 確かにそうですね。

イシノ: 設定は簡単そうだし、他システムとも干渉しなさそうだしね。導入のしやすさという点では評価できる。初期設定さえ終えてしまえば、PINコードを打つだけで画面共有を始められるから、ユーザーがめんどくさがって敬遠することもなさそう。各自のPCで共有した画面を見られるのもいい。ディスプレイまで遠くて細かい文字見えない――といったトラブルも防げるし、“内職”も防げそうだしね(笑)

画面共有だけではない、「インテル® Unite™ ソリューション」の実力とは?

ヤマグチ: これはなかなか好感触……?

イシノ: ただ、画面の投影や共有という機能だけで見れば、他の製品とそこまで変わらないというのが本音かな。4画面の共有もできるソリューションはあるし、遠隔地からの参加も、VDIやチャットなどをうまく組み合わせればできてしまうかもしれない。100台という接続台数は魅力的だけど。

 Uniteが本当に強い部分は、書き込みのようなコラボレーション向けの機能を簡単に、そして安価に導入できるところにあると思う。今のところUniteに対応しているPCは、ボックス型のミニPCがほとんどだけれども、これは価格以外にも場所をあまりとらないというメリットがありそうだ。

ヤマグチ: そうなんですか?

photo 簡単に資料に書き込み、それを共有できる機能はUniteの強みだ(出典:インテル)

イシノ: 投影された資料に書き込めるようにするシステムも検討したこともあるんだけど、例えば専用のプロジェクターを使うとお金もかかるし、プロジェクターのレイアウトも考えなきゃいけない。場所も取ってしまうしね。これからオフィスを引っ越すというタイミングならまだしも、もう完成した会議室の設備を変えるのは、いろいろと面倒なのさ。

 その点「Unite」だったら、ミニPCを買って設置するだけでよさそうじゃない? もともと遠隔会議用のシステムがわりに、オンライン会議用のソフトを入れたPCを各部屋に設置している企業も多いらしいし。そういうところだったら、PCを入れ替えるだけで、すぐにコラボレーション用の機能を追加できる。他の会議システムと併用して使うこともできそうだしね。

ヤマグチ: コストがあまりかからないなら、予算も簡単に取れそうですね。

イシノ: だから「Unite」の場合は、単なる画面共有用アプリと考えるよりは、コラボレーションに重点を置いた製品と見るべきだと思うよ。そのニーズがある企業なら割と使えるんじゃないかな、多分。

ヤマグチ: それで結局、ウチの会社的にはどうなんですか。早くこれに入れ替えてカッコイイ会議室にしましょうよ。

イシノ: いきなり言われてもなぁ……。実際これって実物見れるの?

ヤマグチ: 発表会のときに言ってましたけど、インテルのショールームで体験できるらしいですよ。完全予約制らしいですが。

イシノ: ふーん。それなら行ってみようかな。見てからまた考えることにするさ。あー、でも見に行くのに上司に相談するのか。なんか怖くて話しづらいんだよね。あの人。

ヤマグチ: そこは自分で何とかしてくださいよ(笑)

Unite トライアルを実施中!

本記事の中で紹介した「インテル® Unite™ ソリューション」のトライアルを実施しています。製品を試してみたい! という方は、以下の宛先までお問い合わせください。

Mail:digitalshowroom@intel.com


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提供:インテル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2016年9月30日

インテル® Unite™ ソリューション

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