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» 2016年10月25日 08時00分 UPDATE

半径300メートルのIT:やめようとしたら「あれ?」――サービス契約にモノ申す! (1/2)

最近は「買う」から「利用する」という形態が広がりつつありますが、利用者側にその認識があまり広まってはいないようです。筆者が気を付けていることとは?

[宮田健,ITmedia]

 PCのソフトウェアは、月額課金/年額課金が適用される「サブスクリプションモデル」を取り入れたものが多くなってきました。私もWordやExcelが使える「Office 365 Solo」や、画像編集/写真整理ができる「Adobe Creative Cloudフォトプラン」、ジャストシステムの漢字かな変換「ATOK Passport」、そして情報整理に「Evernote」を利用しています。そもそも、もうほとんどがWebサービスやスマホのアプリ中心で、PCにソフトウェアを「インストールする」という行為自体がレアケースかもしれません。

 好きなときにすぐに使え、いらなくなったら契約を解除すればいいというスタイルは、最初こそ抵抗がありましたが、慣れると大変便利な仕組みです。これは「家を買うか、借りるか」の問題と同じようなもので、最後まで自分のものにならなかったとしても、「好きなものにどんどん乗り換えればいい」と考えられることをメリットに感じる人もいるでしょう。

町内会のチラシ作成でも「契約」が必要な時代

 とはいえ、この仕組みに欠点がないわけではありません。私は“元マイコン少年”世代なので、まだギリギリ追いついていけますが、親の世代にこの仕組みを説明するのはかなり難儀だと思います。たぶん、こう言うでしょう

「簡単なお知らせのチラシをワープロで作りたいだけなのに、なぜクレジットカードでいちいち契約しなきゃならないんだ?」

 ごもっともです。もちろん、ソフトウェアを利用する場合に「利用許諾」という“契約”が形上は存在しますが……。

年配世代にとってソフトは“買う”もの?

 個人的には、月額課金によるサブスクリプションモデルと同時に、昔ながらのパッケージ販売や、最近増えた「コードを入力すると1年間サブスクリプションモデルを契約可能」というようなカードが併売されればいいと思います。ほとんどの場合、「月額課金=クレジットカードを利用したくない」ということだと思いますので、量販店やコンビニエンスストアのような販路があれば大きな抵抗はないでしょう。

 私もそうなのですが、初期導入費用にはものすごく注意を払うものの、一度契約して月額/年額で自動支払いになるようなランニングコストには、あまり気を使わなくなりがちです。特に、携帯電話の料金はそうではないでしょうか。サブスクリプションモデルは、初期導入費用が0円ながら、ランニングコストとして支払が続きます。最近は、PC販売でもこのようなサブスクリプションモデルのサービスを同時購入させるようなキャンペーンを見かけますが、これまでのように「パッケージの買い切り」ではなく、「ソフトウェアの使用契約を結ぶ」ということを意識しないといけないとは思っています。

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