Googleの「G Suite」(旧Google Apps)にアプリ開発ツール「App Maker」

Googleのプロダクティビティスイート「G Suite」に、プログラミングのスキルがなくてもオリジナルのWebアプリを開発できる「App Maker」が追加される。「Google Cloud」の各種サービスと連係するアプリを簡単なUIで作れる。

» 2016年12月01日 14時23分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは11月30日(現地時間)、企業向けプロダクティビティスイート「G Suite」に、簡単なユーザーインタフェースでWebアプリを開発できるツール「App Maker」を追加すると発表した。

 G Suiteは、Gmail、Googleドキュメント、Googleドライブ、Googleカレンダー、ハングアウトなどで構成される、9月まで「Google Apps for Work」と呼ばれていたサービスだ。

 gsuite 1

 App Makerでは、機能のモジュールをドラッグ&ドロップするといった簡単な操作で、「Google Cloud」の「Google Cloud Platform」上で稼働するアプリを開発できる。

 gsuite 2 アプリ開発画面

 G Suite上のGmailやカレンダーなどの他のアプリだけでなく、Google Cloudの一連のサービスともAPIで簡単に連係させられるという。

 G Suite内に構築するので、ユーザーが開発したアプリも自動的にG Suiteレベルのセキュリティで保護されることになる。

 同サービスは現在、一部の企業でβテスト中だ。プレビュープログラムに参加したい場合は専用ページから申し込める。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ