KPMGとラック、経営向けのセキュリティ管理ツールを開発

リスク分析などのマネジメントや対策の運用監視、ダッシュボートの3つの機能で構成される。

» 2016年12月13日 15時24分 公開
[ITmedia]

 KPMGコンサルティングとラックは12月13日、「サイバーインテリジェントプラットフォーム」の開発および提供で協業すると発表した。

 この仕組みは、経済産業省と情報処理推進機構が策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」に準じて、企業経営者らが組織のサイバーセキュリティ対策を推進していく支援を担うという。KPMGコンサルティングが持つ経営管理や監査、リスクマネジメントに関するノウハウとラックのセキュリティ対策サービスを組み合わせて実現するとしている。

「サイバーインテリジェントプラットフォーム」の構成(プレスリリースより)

 具体的には、リスク分析やセキュリティ監査、サプライチェーン管理、グローバル展開などの管理機能を持つ「マネジメントレイヤソリューション」と、脅威情報や脆弱性管理、セキュリティ監視、インシデント対応、ログ分析などの運用監視機能を持つ「オペレーションレイヤソリューション」、セキュリティの運用状況を監視する「サイバーセキュリティ経営ダッシュボード」で構成される。

 2社はこの仕組みがセキュリティ対策状況の管理だけでなく、従業員の行動履歴などをもとにした業務プロセスの改善といった取り組みにも活用できると説明している。

活用イメージ(同)

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