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» 2016年12月21日 12時28分 UPDATE

JR西日本、災害時などに使うドローンを機能強化 映像の同時配信・共有化へ

人間がすぐに踏み込めない災害現場の映像をドローンからリアルタイムに遠隔地へ伝送したり、複数拠点で共有したりできるように改良した。

[ITmedia]

 JR西日本の和歌山支社が、ドローンの撮影映像をリアルタイムに遠隔地へ転送したり、複数拠点で共有したりできるようにしたという。ビデオ会議サービス会社ブイキューブの参加で業務用ドローンソリューションを展開するブイキューブロボティクス・ジャパンが12月21日に発表した。

 それによると、JR西日本 和歌山支社は2015年4月にドローンを導入して災害や事故時の検査業務に使用している。しかし、従来の仕組みではドローンが撮影した映像データを搬送していたため、災害現場などの状況の変化を把握することが難しかったという。2015年7月に発生した台風による紀勢本線の線路災害では、実際に支社がある和歌山市の対策本部と被災現場が非常に離れていたことで、時間のロスが課題として表面化した。

支社と災害現場の位置のイメージ(出典:ブイキューブロボティクス・ジャパン)

 ブイキューブロボティクスによれば、同社の仕組みではドローンの撮影映像を、遠隔の拠点へリアルタイムに伝送・共有できるとしている。これによって現場でドローンの映像データを回収する手間がなくなり、状況把握や対応の意思決定の迅速化が期待できるという。

強化したドローンの利用イメージ(出典:ブイキューブロボティクス・ジャパン)

 JR西日本 和歌山支社は、和歌山県全域と大阪府南部、奈良県の一部の阪和線、紀勢本線、和歌山線の85駅、約280キロを管轄している。

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