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» 2017年01月07日 08時00分 公開

柴崎辰彦の「モノづくりコトづくりを考える」:シリコンバレー見聞録 無人レストラン「Eatsa」に行ってみた (2/2)

[柴崎辰彦,ITmedia]
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すてきなデジタルランチ体験♪の楽しいトーク

 お昼時ということもあり、店頭にはたくさんの人が注文と受け取りの列を作っていました。しかし、取り出しスペースの壁面サイネージの演出や、心地よい音楽が相まって、不思議なことに全く待たされた感がありませんでした。

 一緒に行った駐在員は、スマートフォンの専用アプリでオーダーしました。UIはほぼ同じですが、スマートフォンのアプリでは、オーダーの現在のステイタスが表示されます。

ALTALTALT 左:スマホトップ、中央:スマホメニュー、右:スマホオーダー

 ちなみにテークアウトも可能ですが、店頭のテーブルが置かれたスペースで食べることもできます。

Photo オーダーした料理を前にした後輩

 食事をしながら、サービスの開発はどのように行われたのか、メンバーで議論になりました。“Bay Area”はデザイン思考の本場ということもあり、オフィス街のランチを観察し、アイデア出しを行い、プロトタイプで試行を繰り返したのではないでしょうか?

 初期の段階では、ITシステムを実装することなく、裏に隠れた人間が操作して、あたかもITシステムが実行しているかのように見せる手法(いわゆるオズの魔法使い)を採用し、実験していたのでは? とか、盛り上がりました。

 お店の情報によると、料理の調理にはロボットが活躍しているとのことでしたが、料理の取り出しスペースをよく見ているとセットする人の手が見えていました。完全自動ではないのですね(笑)。

 非常にユニークな店舗で、料理もそこそこおいしかったので、東京の大手町などのオフィス街にも間もなく上陸するのではないでしょうか?

著者プロフィル:柴崎辰彦

富士通グローバルサービスインテグレーション部門戦略企画統括部長。

著書『勝負は、お客様が買う前に決める!』(ダイヤモンド社)。詳しいプロフィールはこちら


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