Googleマップにお気に入りの場所のリスト作成・シェア機能

Android/iOS版Googleマップで、場所を「お気に入り」「行きたい場所」などのリストにまとめて保存し、それを他のユーザーと共有もできるようになった。

» 2017年02月14日 07時38分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは2月13日(現地時間)、AndroidおよびiOS版Googleマップの「マイプレイス」にお気に入りの場所をリストにまとめて登録し、そのリストを他のユーザーとシェアできるようにしたと発表した。同日から全ユーザーに“ローリングアウト”中だ。

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 この機能が使えるようになると、Googleマップの[≡]→[マイプレイス]→[保存済み]画面に「お気に入り」「行きたい場所」「スター付きの場所」という3つのリストが表示されるようになる(下図左)。リストに場所を追加する方法は幾つかある。まず、既にスターを付けた場所があるなら、スター付きの場所のリストから場所を選び、「保存済み」タブをタップして「リストに保存」する(下図中央)。新しいリストを作ることも可能だ(下図右)。

 map 2 リストの保存、作成方法

 地図上の場所をタップしたり、検索して表示した場所の「保存」をタップすることでもリストに登録できる。

 保存したリストを表示するには、[≡]→[マイプレイス]→[保存済み]をタップして、表示したいリストをタップする。

 リストはユーザー同士で共有もできる。共有するには、各リストの右にある3つの点が縦に並ぶアイコンをタップして表示されるメニューで「共有オプション」を選び、公開、非公開、共有のいずれかに設定する。公開は、Googleマップユーザーなら誰でもこのリストを見つけ、フォローできる。共有は、リンクを知っている全員がリストを表示できる。

 例えば旅行を計画している友達同士でリストを共有できる。Googleフォトの「アルバム」と同じように、リストのために生成される一意のURLを共有したい友達に送り、相手が「フォロー」すれば共有できる。「公開」設定にすれば、地元の観光スポット案内を世界に向けて公開することも可能だ。(本稿執筆現在、筆者の環境ではこの機能はまだ使えなかった。)

 リストの内容は、同じGoogleアカウントでログインしているすべてのGoogleマップ(デスクトップ版を含む)で表示できる。リスト内の場所はマップ上に表示させることもさせないことも可能。また、オフラインでも表示できる。


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