『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でおなじみの“BB-8”は、実はアメリカのOrbotix(オルボティクス)が製造・販売を行っているボール型のデバイスの「Sphero(スフィロ)」がベースになっている。Spheroは、スマートフォンとBluetoothで接続し、アプリを使ってデバイスを操作できるというもの。
また、知人の高萩昭範さん(現 Moff代表取締役)が大阪イノベーションハブで開催されたハッカソンをきっかけに事業化した「Moff Band(モフバンド)」も展示されていた。妖怪ウォッチを抑えてAmazonの電子玩具部門でも1位になったことのあるスマートトイ。Moff Band誕生秘話は、私が代表を務めている「あしたのコミュニティーラボ」のこちらの記事をご覧あれ!
いつの時代もそして幾つになっても体験型は面白い。
健康管理もスマートに行う時代。
大切な人への料理もIoTがサポートする時代になるかも。
経済学者 マイケル・E. ポーターによると、接続機能を持つスマート製品には以下の4つのステージがあるという(HBR2015/4『IoT時代の競争戦略/How Smart Connected Products Are Transforming Competition』)。
専門家にいわせると、現在の日本企業の大半は「1. モニタリング」の段階に甘んじているという。一部のロボットを扱う企業は「2. 制御」の領域まで来ているらしい。まだそんな状況なので、ビジネスはこれから本番を迎える。
われわれKNOWLEDGE INTEGRATERは、自社の製品だけでなく、世の中に流通するさまざまなIoTデバイスを理解し、使いこなさなければならない。組み合わせは無限大で、新たなサービスの可能性は広がる。このようなIoTデバイスを日常的にいじれる環境も必要かもしれない。
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