GoogleのArea120、動画ソーシャルアプリ「Uptime」をiOS向けに公開

Googleの社内インキュベーター部門「Area120」が、動画共有SNSアプリ「Uptime」を公開した。Androidアプリはなく、iOSアプリのみ。共有できるのはYouTubeの動画のみだ。

» 2017年03月14日 10時20分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleの社内インキュベーター部門「Area120」は3月11日(現地時間)、動画共有SNSアプリ「Uptime」を米AppleのApp Storeで公開した(本稿執筆現在、日本のApp Storeでは公開されていない)。

 App StoreのアプリのページにはGoogleの名前はないが、公式Twitterアカウントのプロフィールに「UptimeはGoogleのArea120のプロジェクトです」とある。

 uptime 1

 Area120は、昨年4月にGoogleが立ち上げたと米The Informationが報じた社内インキュベーター部門。部門名は同社の伝統である「就業時間の20%は自分の好きなプロジェクトに費やしていい」という社内ルールからきているという。

 UptimeはiOSアプリのみで、ログインにはGoogleアカウントが必要。また、今のところ招待制で、公式Twitterアカウントによるツイートあるいは既存ユーザーから送られる招待コードの入力が必要だ。

 公式ページには「友達と一緒に動画を共有・視聴する場所。お気に入りのYouTube動画を簡単に共有して友達と一緒に見ながらチャットしたり楽しもう」と書かれている。FAQによると、共有できるのはYouTubeの動画だけで、ライブ動画を投稿したりする機能はない。最近の動画共有アプリに多い「いいね!」やステッカー、コメントの追加機能、動画の好みが合いそうなユーザーをフォローする機能などを備える。

 uptime 2 Uptimeの画面

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