Microsoft傘下のMojangが、人気ゲーム「マインクラフト」でサードパーティー製マップやスキンを購入できるゲーム内ストア「Minecraft Marketplace」を今春開店する。
米Microsoft傘下のMojangは4月10日(現地時間)、人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」内でサードパーティー製アイテムを購入できる新しいマーケットプレイス「Minecraft Marketplace」を今春立ち上げると発表した。
マインクラフトのPocketおよびWindows 10エディションの「1.1 Discovery Update」で利用できるようになる見込み。
まずはMicrosoftが選んだ9社がマップやスキン、テクスチャなどを販売する。今後販売クリエイターは増えていくが、未成年のユーザーが多いゲームの性格に配慮して、Microsoftは登録クリエイターを厳選するとしている。興味のあるクリエイターは「Minecraft Partner Program」から参加を申し込める。
購入には独自通貨「Minecraft Coin」を使う。この通貨はオンラインで現金で購入できるので、未成年など自分のクレジットカードを持っていないユーザーでも利用できる。
コインの購入にはXbox Liveのアカウントが必要だ(アカウントは無料で作れる)。購入したアイテムは、同じXbox Liveアカウントでログインしている複数の端末で共有できる。
クリエイターはアイテムの価格を自由に設定できる。売り上げの配分は、AppleのApp StoreやGoogleのGoogle Play Storeなどと同じ7対3(Microsoftが3割)だ。
Microsoftによると、マインクラフトの販売本数は累計1億600万本以上。月間アクティブユーザー数(MAU)は4000万人以上という。
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