Microsoft、Twitch対抗「Mixer」スタート 4人同時ストリームやモバイルゲーム対応など

Microsoftが昨年8月に買収したゲーム実況サービス「Beam」を「Mixer」と改称して立ち上げた。4つまでの実況を1画面で表示する「Co-Streaming」機能や、モバイルゲーム実況が可能なAndroid/iOSアプリ(β版)などが追加された。

» 2017年05月26日 13時12分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは5月25日(現地時間)、ゲーム実況サービス「Mixer」の立ち上げを発表した。

 mixer 1

 Mixerは、Microsoftが2016年8月に買収した「Beam」を改称し、幾つかの新機能を追加したサービス。Xboxおよび「Creators Update」済みのWindows 10で利用できる。また、AndroidおよびiOSアプリもリリースする計画。

 BeamをMixerに名称変更した理由については具体的な説明はないが、「世界中の主要市場でのサービス拡大を望んでいるが、残念なことにBeamという名前ではそれができない」という。

 Mixerは基本的にはBeamと同じ機能を持つ。新たな機能としては、4つのストリーミングを1画面で同時に視聴できる「Co-Streaming」機能やモバイルゲームの実況機能などが追加された。

 Co-Streamingでは、同じゲームでも別のゲームでも、分割した画面上でストリーミングできる。

 mixer 2 Co-Streaming

 モバイルアプリ「Mixer Create」はβ版として公開された。将来的にはこのアプリでモバイルゲームの実況ができるようになる。

 mixer 3 Mixer Create(Android版)

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