ASUSが回転式2in1ノートとしては世界最薄を謳う「ZenBook Flip S」を9月に発売する。Windows 10搭載で価格は1099ドル(約12万円)から。
台湾ASUSTeK Computer(ASUS)は5月29日(現地時間)、ICTイベント「COMPUTEX TAIPEI 2017」の前日に開催した発表イベントで、“世界最薄”を謳う回転式2in1ノートPC「ASUS ZenBook Flip S」を発表した。
発売は9月で価格は1099ドル(約12万円)から。日本での発売予定は不明。
4K UHD(3840×2160)のディスプレイは13.3インチで、ベゼル幅は6.11ミリ。ディスプレイはタッチ対応で、別売の「ASUS Pen」で「Windows Ink」を利用できる。筐体はアルミ製でサイズは21.8×31.3×1.09センチで重さは1.1キロ。
OSは「Windows 10」のHomeあるいはPro。「Windows 10 S」ではない。側面に指紋認証センサーを備え、「Windows Hello」に対応する。
ポートはUSB Type-C×2と3.5ミリのイヤフォンジャックのみだ。
プロセッサは米Intelのi5/i7、GPUはIntelのHD Graphics 620、メモリは8/16GB、ストレージはSATA3の256/512GBのSSDかPCIe 3.0の1TBのSSD。バッテリー持続時間は11.5時間。LTEモデルは発表の段階では、ない。
ASUSはこの発表イベントでFlip Sの他、ハイエンドノートの「ZenBook Pro(UX550)」、14インチノート「ZenBook 3 Deluxe(UX490)」、「VivoBook S15」、「VivoBook Pro 15」というノートPCのラインアップと、デスクトップPC、Wi-Fiルータなども発表した。
昨年のCompuexではロボットを発表したが今年はロボット関連の発表はなかった。
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