Samsung ElectronicsのVR HMD「Gear VR」がGoogleの「Chromecast」に対応し、VR画面をテレビの大画面のキャストできるようになった。GoogleのDaydream端末も年内にChromecastに対応する見込みだが先を越された。
米Facebook傘下のOculus VRは5月31日(現地時間)、韓国Samsung ElectronicsのVR HMD「Gear VR」のOculusアプリを米Googleのキャスト技術「Chromecast」に対応させたと発表した。Gear VRで見ているのと同じ映像を大画面テレビで共有できる。
Gear VRのOculusアプリに追加されたChromecastボタンを選択することでキャストを開始できる。
Googleも「Google I/O 2017」で、VRプラットフォーム「Daydream」をChromecastに対応させると発表したが、Gear VRに先を越された形だ。
「Oculus Rift」やソニーの「PlayStation VR」のようなPCやゲーム端末に接続するタイプのVR HMDはもともとディスプレイにHMDの画面を表示できている。
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