社内システムなどの認証に用いられるIDとパスワードが他人に知られると、社内システムへの不正な侵入を許したり、重要な情報が外部に盗み出されたりする可能性があります。このため、パスワードの設定や管理や厳重に行う必要があります。
具体的には、生年月日や氏名、ペットの名前など、他人から推測されやすい情報を使わず、大文字と小文字、数字や記号を交ぜ、可能であれば12文字以上の長い文字列に設定しましょう。また、パスワードを入力しているところを他人から見られないようにし、パスワードを書いたメモなどを目につくところへ貼られないよう注意を払いましょう。
場合によっては、メモ帳などの紙に書いて保管することも有効ですが、その際は、他の文字を追加するなどして、生のパスワードをそのまま記入しないようにするなどの工夫が必要です。
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