インターネットを利用したクラウドサービスは、いつでも、どこでもデータを活用できる特徴があります。そうした利便性の反面、データの共有範囲の設定を誤るなどの問題があると、保存されていた情報が外部に漏えいする可能性があります。
実際に、「Google グループ」上で、中央官庁や企業の内部情報などが誰でも閲覧可能になっていた事例が報じられました。こうした情報漏えいを防ぐためには、「外部に公開してよい情報かどうか」や、「情報開示範囲の設定方法」についてきちんと確認する必要があります。
会社によっては、セキュリティポリシーなどで文書の公開レベルを定めているところがあるので、これに従い、外部に公開してはいけない情報は共有しないようにしましよう。また、会社が許可するファイル共有サービスなどを確認し、利用することが大事です。
MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?
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