Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Chrome 61」がWindows、Mac、Linux向けに公開された。22件の脆弱(ぜいじゃく)性に対処した他、開発者は「WebUSB API」や「PaymentRequest API」などを利用できるようになった。
米Googleは9月5日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザ安定版のアップデートとなる「Chrome 61」(61.0.3163.79)を公開した。今後数日から数週間かけてWindows、Mac、Linux向けに配信する。
一般ユーザーに直接関係のある新機能は特に追加されなかったが、Webブラウザで直接USB端末を接続できるようにする「WebUSB API」、Android版では既に利用できている支払いフォーム「PaymentRequest API」などが使えるようになった。
セキュリティ関連では、計22件の脆弱(ぜいじゃく)性に対処した。危険度がGoogleの4段階評価で上から2番目に高い「高」に指定された脆弱性が6件あった。
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