図面をペーパーレス化して世界中からセキュアに閲覧――松井製作所、ウイングアークの「SPA」を導入

国内外65拠点でビジネスを展開する松井製作所は、全社共通の情報共有基盤としてウイングアーク1stの電子活用ソリューション「SPA」を導入。設計図面や技術資料などをセキュアに一元管理する情報ガバナンス体制を構築した。

» 2017年12月07日 11時30分 公開
[金澤雅子ITmedia]

 プラスチック成形に関わる機器やシステムの開発、製造、販売を手掛ける松井製作所は、ウイングアーク1stのクラウド型電子活用ソリューション「SPA」を導入し、グローバル拠点を含む全社共通の情共有基盤を構築。設計図面や技術資料などの機密情報を安全かつ容易に共有、閲覧できる仕組みを実現した。

Photo 松井製作所が導入した「SPA」のシステム概要

 同社は、従来紙ベースで運用していた設計図面や技術情報などを電子化することで、リアルタイムで共有、閲覧できる利便性を実現。ビジネスへの情報活用の可能性と業務効率が大幅に向上したという。

 また、従来は各拠点に委ねられていた文書の扱いを本社で一元管理し、アクセス権限による厳格なコントロールにより、文書管理や情報活用におけるセキュリティを強化したという。

 国内15拠点に加え、アジア、米国、欧州、ロシア、南米、アフリカの世界15カ国、50拠点でビジネスを展開する同社は、グローバルビジネスを支える新しい情報ネットワーク基盤の構築を目指し、ペーパーレスを軸に最新データの一元管理と容易なアクセスの仕組みづくりを進める中で、SPAを選定。人や部署、プロジェクトごとに文書の閲覧を制限したり、「閲覧は可能だが印刷は不可」などの詳細なルールを設定したりといった業務要件に応じた柔軟な設定も決め手となり、SPAの導入を決定したという。

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