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» 2018年03月15日 12時30分 公開

インベスターズクラウド、アパート経営の事業プラン作成を自動化する「土地マッチングAIシステム」の開発に着手

インベスターズクラウドは、アパート経営に適した土地の選別やアパート経営事業プランの作成を支援する「土地マッチングAIシステム」の開発を開始。不動産ビッグデータを活用した独自の「家賃推定エンジン」と「土地マッチングエンジン」を組み合わせて構築する。

[金澤雅子,ITmedia]

 インベスターズクラウドは2018年3月14日、アパート経営に適した土地の選別を支援し、アパート経営の事業プラン作成を自動化する「土地マッチングAIシステム」の開発を開始したと発表した。

 AI(人工知能)を活用したアパート経営プラットフォーム「TATERU」や、IoT活用の賃貸経営支援アプリ「Apartment kit」などを手掛ける同社は、これまでに蓄積した物件データや成約データ、運用データなどのプライベートデータとオープンデータなどを集積したビッグデータから、データの特徴(特徴量)を分析し、物件ごと、地域ごとに最適な賃料を統計的に算出する「家賃推定エンジン」の開発、運用を行っている。

 今回、新たに開発する土地マッチングAIシステムは、家賃推定エンジンと新しく開発する「土地マッチングエンジン」を組み合わせたもので、全国の土地情報からアパート経営に適した土地の選別を可能にする。

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 土地マッチングAIシステムでは、同社が保有するデータベースに蓄積された土地情報を土地マッチングエンジンにインプットすることで、同社が提案するアパートの建築プランを自動で判定。そのデータを家賃推定エンジンと連携することで、周辺の生活環境情報や推定家賃、公共の都市計画などを組み合わせ、各物件の事業計画と利回りを計算する。

 また、これまでは部分的に人の手が介在していた家賃推定エンジンを、今回、ディープラーニング技術を利用して自動的に特徴量を抽出するようにAI化。これにより、属人的に行われていた土地の仕入業務の効率化と、データ活用型の利回り設定ができるようになり、事業プラン作成のオートメーションが可能になるという。

 同社は、ディープラーニングによって不動産価値を構成するさまざまなデータから特徴量を自動抽出する研究や、人のライフスタイルに対する志向情報を数値化する研究などの研究を行っており、今後はこれらの研究成果を組み合わせて、より精度の高い推定エンジンの開発を目指すとしている。

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