スマートスピーカーの米国での保有率は24%、最多利用は「音楽」──Nielsen調べ

スマートスピーカーの第2四半期の米国での保有率は24%で、ユーザーの40%は複数台保有。最も利用するのは音楽ストリーミングで、次は天気予報などのリアルタイム情報だと、米Nielsenが発表した。

» 2018年10月02日 10時48分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Nielsen Companyは9月27(現地時間)、米国における第2四半期(4〜6月)のスマートスピーカー利用についての調査結果を発表した。調査対象(13歳以上の米国在住の2000人)の24%が何らかのスマートスピーカーを持っており、所有者の40%は複数台持っているという。

 利用目的で最も多いのは音楽(利用者の90%が利用)で、次は天気や交通情報などのリアルタイムな情報(81%)、トリビアや歴史などの情報が3位(75%)だった。アラームやタイマーとしての利用は68%だった。

 nielsen 1 スマートスピーカーの利用目的ランキング(資料:Nielsen MediaTechTrender、Copyright The Nielsen Company)

 スマートスピーカーと同期させている端末として最も多かったのはスマートフォン(32%)で、テレビ(23%)、オーディオ機器(18%)と続く。スマートホーム関連では電灯とサーモスタットが17%だが、その他の家電はいずれも1桁台だった。

 nielsen 2 スマートスピーカーと同期させている端末(資料:Nielsen MediaTechTrender、Copyright The Nielsen Company)

 Nielsenの調査にはメーカー別のランキングなどはない。米Strategy Analyticsの調査では、4〜6月期の世界のモデル別出荷ランキングのトップ3は「Google Home Mini」「Amazon Echo Dot」「Amazon Echo」だった。

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