日本は「スキルギャップや資金不足と戦う」市場、企業のデータ利用に関する調査結果をSplunkが発表

Splunkは、企業のデータ利用とビジネスの成功との相関関係に関する調査の結果を発表した。スキルギャップと資金不足が原因で、多くの企業日本が適切なデータ分析ツールとスキルが欠如している。

» 2020年03月18日 13時00分 公開
[ITmedia]

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 Splunkは2020年3月17日、企業のデータ利用とビジネスの成功との相関関係に関する調査「What Is Your Data Really Worth?(データの真の価値とは)」の結果を発表した。それによると、データを有効活用している企業は、収益を増加させるとともに運用コストを削減し、収益を平均で総売上高の12.5%向上させていた。

 今回の調査は、分析ツールやスキルセットの利用度、データ運用の有効性などに基づいて企業のデータ利用段階を3段階で評価した。その結果、企業のデータ利用段階が、データからインサイトを収集する能力だけでなく、収集したインサイトをデータに基づく明確な意思決定や行動に変える能力にも影響することが分かったとしている。

 データに最も大きな戦略的重点を置き、ビジネス価値を引き出すための高度な戦略を持つ第3段階の企業は、データ利用の改善によって、ビジネスと経済の両面で大きなメリットを実現しているという。データ戦略実施の初期段階にある第1段階の企業と比べて第3段階の企業は、過去12カ月間で売り上げが83%増加し、純利益が66%増えていたとしている。

第3段階の企業の特徴とは

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