データロスによる損失額は100万ドル超、デル テクノロジーズがデータ保護に関する調査結果を発表

デル テクノロジーズは、データ保護に関する調査結果を発表した。企業が管理している平均データ量は1年間で約40%増え、13.53PBに達した。ダウンタイムによって発生する平均損失額は81万18ドル。データロスによる平均損失額は101万3075ドルだった。

» 2020年03月23日 10時01分 公開
[ITmedia]

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 デル テクノロジーズは2020年3月13日、データ保護に関する調査「Global Data Protection Index 2020 Snapshot」の結果を発表した。

複数のデータ保護ベンダーを利用している企業のほうが、インシデントの損失が大きい(出典:デル テクノロジーズ)

 企業が管理している平均データ量は、2016年調査時には1.45PB、2018年調査時には9.70PBだった。今回発表した2019年調査では2018年より約40%増加し、13.53PBとなった。企業が所有するデータの増加に伴い、サイバー攻撃によるデータ消失の脅威が深刻化している。調査に回答した企業の81%が「現在のデータ保護ソリューションでは、今後のすべてのビジネス ニーズに対応することはできない」と考えているという。また、68%の回答者が「今後1年間に新たな障害インシデントが発生するだろう」と懸念していた。

増え続けるデータ、消失は企業の深刻なリスクに

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