ガートナーの調査によると、日本におけるクラウドコンピューティングの導入率は平均18%にとどまり、クラウドの重要性は認識していても、導入や活用スキルの獲得には消極的という実態が浮き彫りになった。企業は、クラウドを「自分で運転」し、時代に即した「スタイルチェンジ」を目指すべきだという。
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ガートナー ジャパンは2020年5月14日、国内企業のクラウドコンピューティングの導入状況と活用スキルに関する調査結果を発表した。
2020年1月に実施した調査の結果、日本における「クラウドコンピューティングの導入率」は、平均で18%だった。
この結果について、ガートナーは、クラウドコンピューティングが2006年に登場してから10年以上が経過しているものの、日本企業におけるクラウドの浸透は「相当にスローな状況」にあると指摘。クラウドへのシフトが当たり前と思い始めている一方で、実際の導入には引き続き慎重な姿勢を示す企業が多いとみている。
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