中小企業のテレワーク実施率は3割に満たず、一方で導入企業のテレワーク満足度は過半数に

デル・テクノロジーズの調査によると、国内中小企業のテレワーク導入率は3割に満たず、普及率が低迷しているものの、導入企業の過半数がテレワーク活用に満足しており、「働き方改革」「ワークライフバランス向上」「コスト削減」などのメリットを享受していることが分かった。

» 2021年09月14日 12時45分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 デル・テクノロジーズは2021年9月13日、中小企業におけるテレワークとニューノーマル時代の働き方に関する意識調査結果の前編となる「テレワーク導入状況」を発表した。

 この調査は、全国の中小企業(従業員数1〜99人)を対象に2021年8月に実施し、経営者および会社員計1110人から有効回答を得た。今回発表の前編では、テレワークの導入状況に焦点を当て、その導入時期や頻度、メリット、課題などをまとめている。

テレワーク実施率は3割を下回るも、導入企業の7割はハイブリッド型勤務を実施

 テレワークの実施状況については、「導入している」との回答は26.8%で、2020年7月に実施した前回調査時の36.0%から9.2%ダウンする結果だった。

Photo テレワーク導入率推移(出典:デル・テクノロジーズ)

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