Gartner Column
片山博之[2003.11.27 UP] 2003年通期のIT総予算額は、前年度比で増加の傾向を示すことが明らかになった。新規IT投資も、2003年度、2004年度どちらも増加傾向にある。企業ユーザーは何に投資しようとしているのであろうか。
[2003.11.5 UP] コールセンターに対しては、大手企業からの需要は一巡したとの見方が一般的だ。しかし、リプレース需要や、未開拓の市場からの需要は存在しており、ビジネス機会が逸したと考えるのは時期尚早であろう。
[2003.10.16 UP] 最近はITの競争優位獲得という効果を否定するような声も聞かれるが、特にCRM、ERP、SCMはビジネスと切っても切り離せない。まだまだ発展途上だ。
[2003.9.26 UP] シアトルのNCR Teradata PARTNERS 2003に参加した。日本コカ・コーラグループをはじめ、DWHを基盤にしたビジネス分析機や、CRM、ERPなどの利用によって、売り上げの向上やコスト削減に結びついた事例が幾つも紹介された。
[2003.9.1 UP] 日本企業の2003年度IT総予算額は、2001年度から2002年度にかけてとほぼ同じ微減傾向。2年連続の減少は1995年の調査以来初めて。企業ユーザーのIT投資額を決定する基準は何であろうか。
[2003.8.11 UP] 運用管理上の課題として「システム要員不足とスキル不足」が急浮上している。アウトソーシングサービスに対する潜在需要とみることもできるが、逆にベンダーが繰り出すコンセプトばかりの発表に多くのユーザー企業がキャッチアップできていないということでもある。
[2003.7.22 UP] 前回はPeopleSoft買収を機にERPについて考えてみたが、米国企業とは多くの点で異なる日本のERP市場は、まだまだ成長の余地がありそうだ。
[2003.6.30 UP] OracleによるPeopleSoft買収がもし成功すれば、世界シェアでは首位のSAPを追いかける第2位の地位を確保する力となるが、商慣習の違いから国内メーカーが強い日本市場においてはどうだろうか?
[2003.6.10 UP] 先週突然舞い込んだOracleによるPeopleSoftの買収提案には業界全体が驚かされた。HPによるCompaq買収もそうだったが、M&A本来の補完と強化という目的からは程遠いし、IT業界における大企業同士のM&Aで大きな成功を収めた事例はほどんど記憶にない。
[2003.5.20 UP] 日本のサーバ市場全体から見るとまだまだニッチな市場のLinuxだが、最近実施した満足度調査によると、「総合評価」で最も高い評価を得たのは驚くなかれ、Linuxであった。これほど「満足度」の高いLinuxが、普及率としてはいまだに5%を下回っているのはなぜだろうか。
[2003.4.28 UP] 「CRMはもう古い」という言葉がCRMに早くから特化してきたベンダーから聞こえてくる。しかし、CRMとは、顧客そのものの管理という意味ではなく、顧客との関係を中心に考えた、ステークホルダーとの関係性管理、と考えるのが妥当であろう。そういう意味でCRMの価値というものは今後も変わるものではない。
[2003.4.7 UP] CRMソリューションプロバイダーとして、あなたが思い浮かべるベンダーはどこだろうか? ガートナーが調査したところ、ダントツの1位はIBMだった。また、NECとSAPが順位を上げ、逆に富士通は評価を下げた。彼らの戦略をおさらいしてみよう。
[2003.3.17 UP] Linuxの話題は絶えない。しかし、それらはすべてベンダーサイドの動きに過ぎない。実際のユーザーである企業や自治体は、調査結果から分かるとおり、社内技術者の不足や、そのスキル不足を最も懸念しており、極めて慎重だ。
[2003.2.24 UP] 政府や自治体システム市場は、大手国内ベンダーによって牛耳られているが、日本IBMが大幅なイメージアップに成功している。その背景には、市区町村向けに改良を加えた「Domino City」というグループウェアの販売開始もあるようだ。
[2003.2.3 UP] 地方自治体の合併の流れもあり、情報システムの統合化の動きも活発だ。この動き始めた市場に巨大なアウトソーシング需要を期待するベンダーも多い。これまで国産ベンダーの牙城だった自治体市場だが、外資ベンダーでも、セキュリティなど、自治体が求める高度で柔軟な技術があれば、まだまだ新規参入できる余地はある。
[2003.1.6 UP] 2003年度のIT投資も、景況が大きく改善しない限り、増加に転じる可能性は少ない。CRMやERPなどの導入予定状況を見ても、潜在需要は大きくても、実際に導入を計画するユーザーは減っている。このような状況下でのユーザーの関心事は、既存のシステムをどのようにすれば効率良く、かつ効果的に運用できるかだ。
[2002.12.24 UP] 前編ではROI測定手法を持つCRMユーザーが極めて少なく、そのことがCRMの普及を阻害していると書いた。CRMに対する潜在需要を実需に変えていくための主要なポイントを、2002年8月に行った大規模なユーザー調査の結果をベースに幾つか紹介しよう。
[2002.11.18 UP] ガートナーのITデマンド調査室で主席アナリストを務める片山博之氏が、日本でのCRM普及について2回に分けてレポートする。片山氏は、CRMの潜在需要は極めて高いものの、そのROIを測定する手法がまだ確立されていないことが、普及を阻害しているとみている。
[2002.10.21 UP] 今月からGartner Columnは、4人のアナリストによる持ち回りとなった。今週は、ガートナーのITデマンド調査室で主席アナリストを務める片山博之氏にお願いをした。8月に行ったベンダー・イメージ調査の結果から、マイクロソフトというIT企業が日本の企業ユーザーからどのように見られているのをレポートしている。