2月8日、任意団体モバイル・エンタープライズ・アライアンス・ジャパン(以下MEA Japan)が発足した。モバイル分野に特化した任意団体で、企業におけるモバイル技術の積極的な利用を推進し、モバイルとセキュリティの両立を図る。MEA Japanの母体となるMEA(Mobile Enterprise Alliance)は、2003年に発足したジュネーブに本部を置く国際組織で、現在34カ国の企業がベンダーおよびユーザーとして参加している。
発足メンバーはシトリックス・システムズ・ジャパン、日商エレクトロニクス、日本通信、ボーダフォン、丸紅、ネットワールド、エレクトリック・マテリアルの7社。
ハード、ソフト、インフラなど各業種のベンダーが集まって、企業間で協力体制を作り、お互いの得意分野、不得意分野を補完するのが目的。活動内容としては、年間4回程度を目安にソリューションセミナーを開催したり、システムの実証実験、認定プログラムなどを行う。また、公式サイトでは、企業の導入事例を紹介していくとする。
ベンダー会員は年会費48万円(ブルー会員)または30万円(グリーン会員、創業5年以内かつ資本金5000万円以下が条件)を支払う。ユーザー企業は年会費無料。
MEA Japanでは将来的に、70社程度の加入を目指しており、MCPC(Mobile Computing Promotion Consortium、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)など、ほかのモバイル関連団体とも協力していきたいとする。
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