JBlend、TIのOMAP2420プロセッサをサポート

» 2005年02月14日 19時53分 公開
[ITmedia]

 アプリックスは2月14日、同社の組み込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」が、Texas Instruments(以下TI)の「OMAP2420」プロセッサをサポートしたことを発表した。

 「OMAP2420」はTIの第3世代携帯電話向け最新プロセッサ。Javaハードウェアアクセラレータ「ARM Jazelle」、3Dグラフィックスアクセラレータ「PowerVR MBX」が組み込まれており、「JBlend」と連動することで、リッチなJavaアプリケーションを快適に動作させることが可能になるという。

 なおアプリックスは、2月14日から仏カンヌで開催の「3GSM World Congress 2005」で、16日と17日の2日間、「TI Developer Village」に出展する。ブースでは、Linuxを搭載したOMAP2420評価ボードに、JBlendとHI Corporationの「Mascot Capsule V4」を搭載し、Java 3Dコンテンツのデモンストレーションを実施する。

 また同日アプリックスは、「JBlend」を搭載した各社製品の累計出荷台数が、2004年12月末の時点で9200万台を超えたと発表した。

 1999年11月に家電製品に搭載された「JBlend」は、2001年3月に携帯電話に搭載されて以降、世界中でJavaアプリケーションサービスが拡充すると共に、急速に出荷台数が拡大している。

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