携帯/PHS所有者の9割近くがメール機能を利用

» 2005年03月07日 18時34分 公開
[ITmedia]

 ビデオリサーチは3月4日、携帯電話/PHSの利用実態調査をまとめた報告書「ケータイ 2005 edition」を発表した。

 これによると、携帯電話/PHS所有者の87%がメール機能を、また44%がインターネット機能を、いずれも1週間に1回以上利用していることが分かった。特に、パケット料金定額サービス利用者に限って見ると、82%が週に1回以上インターネットを利用しており、これは定額サービス非利用者の利用率(42%)の約2倍となる。

 メールを多く利用する時間帯をたずねたところ、朝(8時台)、昼(12時台)、夕方〜深夜にかけて(17〜22時台)という結果になった。

 また、インターネット機能利用者の45%は、他媒体の情報をもとに携帯サイトにアクセスした経験を持っていた。特に利用者の多かった媒体は、「雑誌」(16%)、「商品パッケージや案内」(15%)、「チラシ」(14%)で、印刷媒体との親和性が高い傾向を示した。

 調査は、同社保有パネルから、関東1都3県に在住する携帯電話/PHS所有者(12〜59歳、小学生除く男女)を抽出し、2004年12月6〜12日の期間で実施した。有効回答数は1076人。

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