日本電気システム建設、屋内・屋外で利用可能な無線LAN位置情報システムを提供

» 2005年04月11日 19時25分 公開
[ITmedia]

 日本電気システム建設は4月11日、AeroScout社の日本法人である日本エアロスカウトと国内の販売代理店契約を締結し、同社の無線LAN位置情報製品を利用した高精度無線LAN位置情報システムを開発、提供を開始すると発表した。

 誤差数メートルでの位置検知が可能なエアロスカウト社製品のポジショニングエンジンを利用し、位置検知・トラッキング・ナビゲーション・PUSH型情報配信などの機能を持つ位置情報プラットフォームを開発。また業種アプリケーションをカスタマイズし、様々なユーザーごとに最適な無線LAN位置情報システムとして提供する。

 同システムの位置検知方法には、高い精度でピンポイントでの位置検出が可能なTDOA方式と、一つの位置検知基地局で大まかなエリア特定が可能なRSSI方式が用意されており、用途に応じた導入が可能だ。システム構成は位置検知サーバ、業種アプリケーションサーバ 、位置検知用基地局、位置検知対象端末となる。

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