日本IBM、家電向け組込製品の開発支援サービスを強化

» 2005年05月31日 20時48分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは5月31日、テレビや携帯電話、カーナビなどのデジタル家電における組み込みソフトウェアおよびハードウェアなどの開発を支援する、新しいサービスを発表した。

 IBMビジネスコンサルティングサービスとの協業により、IBMの製品開発手法である統合製品開発を活用し、顧客企業の製品開発プロセスの変革を支援するデジタル・コンシューマー・エレクトロニクスコンサルティング・サービス、顧客企業の開発部門と一体となり、組み込みソフトウェアおよびハードウェアなどの開発委託製品の提供、カスタマイズ、開発支援などを行うエンジニアリング・サービスが提供される。

 またソフトウェア部門との協業により、ソフトウェア開発分野で高いシェアを占めるRational のツール、およびその導入、展開までのノウハウを提供するほか、アーキテクチャーの設計を支援するプラットフォーム構築サービスが提供される。

 新サービスの提供にあたり、同社は開発支援を行う新しい専任部隊を、大和事業所に設立。IBMグループにおける、ワールドワイドな開発責任を持たせる。新チームはそのほか、IBMが持つ製品、技術、ノウハウなどを結集して、製品開発プロセスの変革を支援していくという。

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