NECブースの一角に、未来の携帯電話をイメージしたコンセプトモックが展示されている。一見するとインテリアグッズにしか見えないデバイスも展示され、来場者の目を引いていた。
なかでもひときわユニークなのが、音楽や映像が入ったデータチップをグミに見立てたデバイス。1つ1つのデータは錠剤の薬のようなパッケージに封入され、そのデータが液体で満たされたデバイスの中に入っている。「見終わったデータは食べてしまうというイメージ」(説明員)
ガラスボトル型のデバイスは「flacon」という名前。膨大な映像をさりげなく楽しむことをイメージしたもので、液体の中に浮かぶ小さな無機ELにサムネイルの画像が表示される。記念日などの特定の日や季節に合わせてボトルの先端にあるプロジェクターから映像が映しだされるという利用シーンを想定したという。
今回のコンセプトモデルは、「メカメカしたものではなく、普通の生活の中で馴染みのあるインテリアグッズ風」なのが特徴だと説明員。機能や形の意外性から、関心を持って見ていく人も多いという。
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