KLabは8月5日、イーバンク銀行との業務提携により、ポイントをリアルタイム換金できるケータイ共通ポイント制度「ケータイコイン」のサービスを開始した。
ケータイコイン登録は、http://kcoin.jp/から。登録すると100コイン獲得でき、友達を紹介すると、紹介した方もされた方も100コインがもらえる。
ケータイコインのポータルサイトは、KLabが運営する。ユーザーはサイトにアクセスしたり、広告を閲覧したり、アンケートやミニゲームなどに参加することで「コイン(ポイント)」を集める。
集めたコインは、「1コイン=1円」でイーバンク銀行の口座や電子マネー「Edy」に換金できる。イーバンクの口座を持っているユーザーは、郵便局やアイワイ銀行のATMから引き落とせる。その他のユーザーは、「Edyギフト」(4月22日の記事参照)の形で電子マネーとして換金する。換金は1000コイン単位、手数料が150コインかかる。
得たコインを、リアルタイムで換金することができる点がポイント。「従来も換金できるポイントシステムはあったが、月末に締めるなど、即時性がなかった。今回はイーバンクの協力があったおかげで、リアルタイム換金が可能になった。ポイントを受け取って、30秒もあればイーバンクの口座に入っている」(KLab)
当初はKLabが運営する「ケータイコイン・ポータル」やその配信メールで広告を閲覧したユーザーにポイントを付与。その後、他社にも同システムをオープンに提供していく。初月5万人、サービススタートから1年間で100万人の会員登録を想定している。
モバイル広告を扱う会社や、モバイルサイト、モバイルコマースサイト事業者などが、共通で利用できるポイントプログラムとしての展開を図る。今後は順次、着メロや着うた、ゲームなどのデジタルコンテンツやモバイルコマースの決済への充当、商品との交換、他ポイントプログラムへの交換など、ポイントの利用先を広げていく予定だという。
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